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さいたま自死遺族の集い*星のしずく

色とりどりの魚たち

2023.06.16 11:46

『色とりどりの魚たち』/🎨有ちゃん(小学3年生時)



画用紙の色、色紙も構図も本人チョイスで制作した作品です。

千切り絵に近いモノでしょうか。


家の中の壁には、完成当時から有ちゃんの絵をあちこちに飾ったままにしており、この作品はなぜかトイレの壁🚽に飾ってあるので、踏ん張りタイムには必然的に目に入ります👁‍🗨。。。


事後6年5ヶ月経つ今になって、この絵を眺めてしみじみと思うことがありました。




なぜ黒い画用紙を選んだのだろう。


ギンギラギンの色紙ばかりチョイスしたのはなぜだろう。



(熱帯魚をイメージしたのかな?)


(ファインディングニモというディズニー映画を観た影響だったのだろうか? その時代だった?)



生前、有ちゃんに聞いたこともなかったので、想像しかできないのですが。

たった一枚のこんな課題作品でも、ひとたび思いを巡らせていくと、10年以上前であれ我が子の匂いや感触もひっくるめた『あの頃』が蘇ってきます。


事後直後の頃と少し違ってきているのは、思い出される時の勢いの強弱と鮮明度。


以前のように一気に押し寄せてくるのではなく、いくらか穏やかな天気の日、浜辺の潮騒のような、寄せては返す…波の感じに似ているので、胸を締め付ける切なさはあれども気持ちをコントロールしながら思い出せます。



真っ黒画用紙に貼り付けたキラキラ折り紙の絵は、酷い悲しみのどん底から生き延びてきた今の私に、とても刺さってくるものがありました。





私は、此の世は闇であると、今は…今だからこそ思っています。


目に入ってくる陽の光だとか電灯等で、周りが見渡せている気になってはいても、その実何も見えていない。


闇の中に産み落とされて、そこから始まる命の時間。


そんな中で点される明かりとは、周囲の環境にもより違うでしょうし、自身で点し出せるものもあれば、他者の点した明かりの恩恵、影響で、場合によっては少し先までも照らされたりして、道無き未知へ踏み出して歩けるような。


………………

そんなイメージを浮かべながら、トイレのひとときに^^;、この画を眺めていました。

(長居に注意🩸)



有ちゃんは、自ら絵の中に点し出した色とりどりの魚たちのように、己の光色を輝かせることが出来た人生だったのだろうか。


これからだったのではないのか。



そう思うと不憫でならないのですが、わずかに遺された絵画作品たちからも、今になり私のほうが仄かな明かりで照らされていると思えることがあり、こうして道無き未知を進めています。


もちろん、それだけが頼りではないのですけれど、その支えはとても大きく感じるこの頃です。



🐧遺品プリンセスドレスの変身作業はペンギン歩行で進めてみています。

 ↓ ↓ ↓


📷ヒントは、お仏壇コーナーの猫除けトトロが被っている、有ちゃんの麦わら帽子です。


此の世で最後になった、永遠の夏2016に購入、有ちゃんが『湘南デビュー(笑)』を企てていたという装いアイテムの一つとコラボしてみようと練っています。

(お台場砂浜デビューしか果たしてなかったなぁ😂)



📷本人の鏡前自撮り写メ2016

お姉ちゃんのおさがりオンボロスマホで撮ったせいなのか、画像まで埃っぽい!?


さて、ピン☆ときた方、いますでしょうか。

(🤫しーっ)



🏥乳がん術後予防治療、こちらも地道に更新中。

1日1錠…アナストロゾール

1日4錠(20mg✕4)抗がん剤TS-1

(2週間服薬、1週間休薬で、1コースを続けて)

🚶現在5コース終了。

※18コースで完走予定です(先は長い)


🔺現在の副作用?

首の付け根の痛み。時々皮膚に発疹。微妙な怠さ。

血液検査で赤血球値の微Low、中性脂肪値の微High(゚A゚;)❗


頑張って生きたいです、行きますよ光世まで。

星のしずく*管理人



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