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あらくれ者のじぶんごと

理系の僕が高校時代にやっていたこと

2018.07.02 12:00

みなさんこんばんは〜



関東では梅雨が明けたそうで、なかなか暑くなっているようですが、上海も連日暑い日が続いております。


今週の火曜水曜なんかは最高気温37度で研究室から一歩も出たくないような日々が続いております。



とまあ前置きはこの辺にして、今日は僕が中高時代にやっていたこと、主に海外大学出願の時に書いたものを中心に紹介したいと思います。



テストの点数だけでは合格できない海外大、やはり課外活動を通して自分自身の視野を広げ、それをアピールすることが重要です。



この記事が海外大を目指す中高生の参考になれば嬉しいです。



それではいってみましょー



1. 京都大学ELCAS(ホームページ)

まずはじめは京都大学が主体となって行われているELCAS。(正式には最先端科学の体験型学習講座ELCASだそうです。長い...)

画像:ELCAS7期生代表としてのスピーチの様子


おそらくこれが僕の高校生活の中で一番時間をかけた活動だと思います。



僕が受講していた頃とはかなり形態も変わっているようですが、簡単にいうと「京都大学の理系の授業を高校生にも体験させてあげよう」ということで始まったプログラムです。


京都大学だけではなく、東北大学、大阪大学など様々な大学が全国各地で同じようなプログラムを開講しており、理系の人には特におすすめのプログラムですね。


僕の場合は大学の授業を体験するだけでなく、そこからさらに選抜を受けて「専修コース」というものに進み、大学の研究室に半年間通って研究の体験まで行うことができました。



最終成果としては英語論文の発行、学会でのポスター発表などを行い、相当貴重な経験ができました。(他のグループでは海外の学会に行った組もあったとか...)

画像:全国の大学が開講する講座の受講生成果発表会での様子


興味がある方は僕の論文(ニホンザルについての研究)読んでみてください。今読み返すともっとできたなぁと思います...



2. High School Diplomats(ホームページ)

正式名称AIG高校生外交官プログラム略してHSD。コウベジンも一緒に参加したプログラムですね。コウベジンがこの記事でかなり詳しく説明してくれているので詳細は省きますが、僕にとっても相当意義のある経験でした。


画像:国際連合総会会議場にて


日米交流としての意味はもちろん大きく、プログラムとして両国の高校生たちに人間として成長できる、素晴らしい体験をさせてくれるプログラムでした。


個人的にはアメリカの大学に進学する前に、アメリカ文化を学んだり、アメリカの優秀な高校生と一緒に生活したりすることで、英語力の向上だけでなくこの人たちと同じフィールドに立つんだという強いモチベーションにもつながりました。


このプログラムの先輩後輩ともに数多くの海外大進学者がおり、精神的に成長できる場であると思うので、理系文系関係なくおすすめです。



3. Stanford e-Japan(ホームページ)

このプログラムは西海岸の名門大Stanford Universityが毎週土曜に開講するオンラインの授業のようなもので、主に日本とアメリカ間の歴史や諸問題についての内容です。


僕自身はあまり興味が湧かなかったのと、高3の秋冬という大学の受験準備真っ只中に受講をしてしまったので、途中リタイアとなってしまいましたが、英語力の向上という面では課題のエッセイや授業中での発言などでかなり有益なプログラムだと思います。



4. トビタテ留学JAPAN高校生コース(ホームページ

これは僕が高校2年生の夏に短期で留学した時に利用した奨学金ですね。大学生版が最初にスタートしており、僕は高校生コースが始まった初年度に留学しました。


今までは語学留学という幅にとらわれがちであった高校生の留学の選択肢を、相当広げてくれたこの奨学金はぜひ利用してもらいたいものです。


僕の場合は英語でリサーチ方法を学ぶというテーマで3週間ほどのベネッセの短期留学パックでアメリカのコロラド州はデンバーに留学しました。

画像:コロラド州ボルダーにて


他にもスポーツや音楽で留学する人、ボランティアなど様々なカテゴリがあり初年度ながらもこのプログラムのポテンシャルを感じていました。



奨学金でカバーしてもらえる範囲としては僕の場合、約2/3を奨学金で賄うことができました。


おそらくそのぐらいの費用感覚で今も変わっていないと思います。


画像:当時の文部科学省下村大臣と壮行会にて


初年度はかなり倍率が甘かったので僕はラッキーでしたが、今はかなり上がっていると思うので、応募する人は頑張ってください:)


5. 英語ディベート

これは高2の冬に主に時間をかけてやった活動です。


僕の通っていた高校のチームとしてですが、全国大会など校外で活動していたので課外活動として記しておきます。


僕が参加していたのはHEnDA全国高校生英語ディベート大会というもので、事前に議題が発表されており、半年以上かけて肯定側否定側ともにできるようにリサーチをして臨むものです。


残念ながら全国大会では予選敗退でしたが、リサーチ力・チームワークなど今思い返してみるとすごく貴重な体験だったかなと思います。


(ディベートだけ写真がありませんでした...)



6. 英会話/海外大受験塾

これは課外活動の欄に書いたわけではないですが、実際海外大進学において大きく影響したことだと思うので書いておきます。


僕は英会話塾に中3の夏頃から通っていました。COCO塾ジュニアHP)です。


僕自身もはっきりとは覚えていないのですが、インターナショナルコースだとかなんとかで、実際に使える英語を中心に、教材は海外のものを使っていたと思います。


そして、高校1年の後半ぐらいからTOEFLの対策を追加で行なっていました。



ただ、僕が在籍していた時は海外大進学講座がなく、SATの対策などに限界を感じていたため、COCO塾からベネッセのオンライン海外大対策塾Global Learning Center(HPに移りました。


コウベジンと最初に会ったのはここですね。お互い認識はしていなかったと思いますが...^^;


ここではカウンセラーさんをはじめ、海外大に詳しい方がたくさんいらっしゃったので、ここで大きく海外大への道を進めることができたと思います。



ただ、家でパソコンを介して受講するというスタイルがあまり自分には合わなかったのと、TOEFLの点が振るわなかったので、結局退会してそのあとは自力で受験をしたという感じです。


オンラインでやるということに何も問題がないという人はかなりいい選択だと思います。



とまあこのへんにしておきましょうか。かなり長くなってしまいました。



担任の先生に推薦状を書いてもらったので、学内でも特別なことをしていたのか?と言われるとそんなことはなく、普通の高校生でした。



こういった学外の活動が際立った(ふうに大学で評価してもらえた)おかげで合格できたと思うので、参考になれば嬉しいです。




それではおおきに〜

キョウトジン