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あいおい庵          

娘からの贈り物

2018.07.02 12:15

皆様、こんばんは。


先日のことです。


娘が母の日のプレゼントということで劇団四季の「リトル・マーメイド」に連れて行ってくれました。


とても嬉しい、という気持ちと同時に

娘にエスコートされる、という初めての体験で、とてもドキドキ致しました。


ディズニーのものが特別好き、というわけではないのですけれども

子供達には小さな頃から

ディズニーの映画のディスクを

何枚も観せておりました。



戦争当時、検閲でディズニーの映画を観た方が「日本が戦争に勝つはずが無い」と思った、という話を聞いたことがあります。


単に、可愛らしい、と、そういうことではなく

「こんなに深い、素晴らしい芸術作品を作れる国なのだ。」

そう感じた、と聞きました。



日本も決して芸術や文化的に

海外に劣っているわけではありません。


その頃の日本は、まだ一般家庭にテレビも無い時代でしたので

繊細で細やかなアニメを観た方は

さぞかし驚かれたことと思います。



劇団四季の舞台もそれは素晴らしいものでした。

拍手が鳴り止まず、

何度も何度もアンコール。


もちろん、私も

感激致しまして、両手を挙げて拍手をさせていただきました。



文化というものは人を思いやる気持ち、深さのような気も致します。



私達の幸せは、

必ずどなたかのお人の上に成り立っております。



どなた様もどうぞ良い夜をお過ごしくださいませ。