睡蓮のための美術館 in Paris
2018.06.30 13:00
2つ前のブログで綴った 現在、
太宰府で鑑賞できる〝モネの睡蓮″
壁画サイズがある事を知ったのは
生徒さんが
プレゼントしてくれた写真でした↓
それから6年半後、、、
〝オランジュリー美術館″へ。
(Since 1927〜)
元はナポレオン3世が建てた
オレンジ栽培の温室。
モネは睡蓮を自然光の中で
鑑賞できるようにと夢見て、
6年かけて改装。
部屋 4面に4点。
同じような部屋にもう4点。
〝光の画家″が
死去(86歳)する直前まで書き続けた
最後にして最大の8連作、
様々な睡蓮を体験できます。
「緑の反映」
「雲」
「沈む太陽」
「柳のある明るい朝」
圧巻のパノラマはカメラに収まらず、
バーチャルで鑑賞できます↓
モネは色彩鮮やかな
日本の浮世絵に影響を受け、
そのコレクション(北斎・広重など)は、200点以上。
こよなく愛したことが伺えます。
パリ郊外のジヴェルニーに
浮世絵を参考にした庭を作り、
睡蓮も
わざわざ日本から取り寄せたそう。
オランジュリーはモネだけでなく
他の作品も見所満載。
光や空気も描き
ソフトで優しい色使いのルノワール
「ピアノを弾く少女たち 」
「桃」
物を円錐や球体のように見立て
立体的に描き
キュビズムに多大な影響を与えた
セザンヌ
「左: 花と果物」
「右: 青い花瓶の花」
「果物、ナプキン、ミルク入れ」
白い絵が多く、
独特の哀愁漂うユトリロ
「ノートルダム」
↑前日にたまたま観光しており
比べてみました。
色彩の魔術師と言われ
クリエイティブなセンスが光る
マティス
「女性の部屋」
引き伸ばされた顔や身体が特徴の
モダニズム形式
近代的なモリディアーニ
「若い奉公人」
ゆっくり眺めることができる空間。
また訪れたい場所です(*´-`)