新しい文法テキストを手にとって。
2018.07.02 15:25
英語科の対策をしっかり行いたいということで、
生徒さんの1人に文法テキストを授けました。
購入しても良かったのですが、数年前に使っていて
今は使っていない文法テキストが私の教材倉庫にあったので、
これならば教材費もかからないし、良書だから力もつく、と
それをそのまま生徒にお渡しすることにしました。
早速目次に”今の実力で解ける単元”に印を入れ、
普段の課題に加えてしっかりと独自に進めていくように
指示を出し、実行に移してゆきます。
附属では、徹底演習テキストが採用されましたが、
実際このテキストは英語が苦手な子にはやや
難易度が高い単語が多い印象があります。
テキストが増えすぎると手が回らなくなる恐れもあって
しばらく附属生には標準テキストを与えませんでしたが、
やはり、教科書を併用しながら標準的な文法演習が
できる教材というのは生徒の学習の深まりにとっては
必要なことのように思いましたので、
今回はご用意をさせていただいたということです。
頑張りたい気持ちはありながら、徹底演習テキストは
使いにくいということで、単語や基本文法は日々の教科書の
スラッシュリーディングプリントで単語習得をしてもらい、
(システムとしては速読英単語の教科書版という感じ)
さらに準拠テキストによって習得した内容を整理し、
実践的な文法学習はシリウス21によって行う、と
そういう流れにしてゆきました。
学習自体は、自分の中に構築したシステムが
あるかどうかということが重要で、システムというと
堅苦しいですが、つまりは何をどうすれば何が身につくかという
イメージや評価法が”自分の中で”確立しているということです。
「今日が、新しいスタートだよ。
誰でもない、君が頑張るんだ。いいね。」
ということで、今日はそんな日でした。