ちゃんと泣くこと
ありがとうございます。
おかげさまでヨガをライフワークにして、先月7周年を迎え8年目がスタートしました。
今はヨガがたくさんの人の生活の中に当たり前のように存在するようになり、たくさんの人がヨガを楽しんでいます。
ヨガにも色々なヨガがあり、色々あることも、多くの方がご存知のようになりました。
それでも、美しいアーサナをビシッと決めている人たちの中で、うまくできないことが、気になってできないというお話も聞きます。
インドで発祥した古典的なヨガは、美しく見せるものではありませんが、でも、そのような目的で楽しむこともまた、その人の自由だとは思っていますし、そうでないのもまたヨガです。
体に効いているかどうかは、アーサナの形が美しく決まったかどうかではなく、その人の柔軟性の範囲で、体に効かせられているかどうかです。その答えは、インストラクターにもわかりません。自分自身だけが知る答えです。どこまでできるかは、自分にしかわからないのですから。
ヨガ目的なら、美しいアーサナを突き詰めるのも一つです。
でも、自分自身のためなら、実は美しいことや、体が柔らかいことは、それほど重要ではないと思います。(この柔軟性については、また別のお話があるので、それはまたの機会に)
でも、体のコンディションは、日によって違うから、時に自分自身にさえわからないこともあります。
それに気がつくために、日々自分の体や心と向き合います。
その練習は、生活の中でもできます。
風が冷たいと感じたり、夕日が美しいと感じたりすること。
風邪を引いたら、少し休むこと。
楽しいことがあったら、思いっきり楽しんで、悲しい時はちゃんと泣くこと。
ヨガの動きには体の中を流れる気の流れを停滞させないようにという思いもあります。
でも、気の流れが、、、というと、ちょっと敬遠されてしまうかもしれませんね、、、
病気、本気、やる気、元気。
普段使っているこの気という言葉。スピリチュアルとか、宗教的なことではないのです。
この気がちゃんと流れて、毎日を新鮮な気持ちで迎えるために、私はヨガをしています。
もしも、ヨガをするかもしれない機会が訪れたら、一度試してみてください。その時は、隣の人と比べるのではなく、自分のペースで楽しんでくださいね。
では、これを読んでくださった方の生活にヨガがあってもなかったとしても、ちゃんと笑って、ちゃんと泣いて、特別なことがあってもなくても、幸せを感じる気持ちを持っていられますように。
オーム、シャンティ、シャンティ