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EDICOLANTEのイタリア小さな可愛い街の旅行記とコラム

ガッロ・ディ・ロッカジョーヴィネ宮 Palazzo del Gallo di Roccagiovine

2018.07.03 05:30

ファルネーゼ広場44番地。1520年~1527年、バルダッサーレ・ペルッツィ設計。 

建物の完成時、始めの持ち主はウンブリア州出身のフランチェスコ・フスコーニに売っていた。 1554年、親族のアドリアーノ・フスコーニへ。その後、ピギーニ家に渡り、2世紀間所有。ピギーニ家の紋章が1階の工房入り口上にある。

その後、様々な貴族へ。1700年代に現在の広さに拡張。その時の設計はアレッサンドロ・スペッキ


外観

1700年代のファッチャータ。正面の円柱にある紋章が現在の所有者のもの。



中庭

アレッサンドロ・スペッキ設計。斜めの階段が中庭から見える、斬新な造り。蔦がきれいな中庭。マスケローネの噴水がある。


過去の展示品

★ イノシシと一緒のメレアグロス像 Meleagro

ここには1772年にクレメンテ14世が買った、オリジナルはスコパス(Skopas)作だと言われている4世紀のローマ人の模作イノシシと一緒のメレアグロス像』があった。現在ヴァチカン美術館収蔵。


★ 映画のロケ地

1959年のネオレアリズム映画『刑事 Un maledetto imbroglio』ピエトロ・ジェルミ監督のスリラー。  


ブログ


参考

Wikipedia

Un_maledetto_imbroglio

ヴァチカン美術館HP

Roma Segreta