□V系バンドマン、母の死、摂食障害…
2023.06.20 00:00
諏訪市の仏法紹隆寺。
修行僧の坂本宥空さん。
仏門に入るまでの経歴は、ビジュアル系バンドマン、フードファイター、IT企業経営者…。
摂食障害にも悩まされてきたといいます。
過食嘔吐により体重は37キロ。
「自分は何のために生まれてきたのか」と焦燥感に駆られていた。
再出発に「太ってもいいい。受け入れよう」と嘔吐するのをやめようと誓う。
地元の青年会議所にて、同寺の岩崎宥全住職に出会う。
仕事は順調だったが、摂食障害に苦しんだ過去を引きずり、経営者としても孤独感を抱いていたといいます。
「命って何ですか」「仏教ってどんな教えですか」
生きる意味、自分の内面を深めたいという気持ちがあった。
「そこまで関心があるのであれば出家してみては」と住職から提案され、出家したそうです。
つらい経験があるからこそ、他人のつらさもわかるのではないかと思います。
「何のために生きているのか」「命って何」
最大の問いですよね。
自分のため、人のため、家族のため、○○のために限らず、生まれてきたから…
どう生きるか、どう生きたいか。
いずれは「死ぬ」命。ゴールは自分ではいつになるのかわからない。だからこそ、どこにあるか、わからないゴールに向かって、「今」「その瞬間」を大切にしていきたいですよね。
Yuu🌼