TANGZU WAN'ER S.G レビュー
こんにちはぽぷりです。・ω・
今回は見た目にやられて買ってしまったイヤホンTANGZU WAN'ER S.Gのレビューをしようと思います。
AliexpressのHCKで2200円くらいで買いました。アリエク使ったの久しぶりです。自分は割引期間に買ったのでちょっと安いですが、大体2500円前後の製品ですね。
見た目とか
こんなやつ
美しゅうございます
音導管もきれいですね
見た目はもう価格に対してパッケージングから実物まで完璧に美しいと言わざるを得ません。文句なし。この製品は最初はクリアとブラックでしたが追加されたこのグリーンが気に入って即座に輸入してしまいました。
箱は1万円クラスみたいなサイズだし、仕上も美しいです。
箱が豪華すぎ
スペックとか
ドライバー:10mmPET ダイナミックドライバー
周波数帯域:20Hz~20KHz
歪み率:0.5%以下
音圧感度:107db(1KHz)
インピーダンス:20Ω
ちょっと情報が少ないですがこんな感じです。
インピーダンスはちょっと低めだけど許容範囲かな。まあまあちょうどよいですね。32Ω位が理想なんですが。
音圧感度は大きめになってますが、あくまで1KHzでの値です。思ったより音量が取れないので、いつもよりちょこっとだけ音量を上げる必要があるかもしれません。
振動版の素材はPETといたって一般的な素材でドライバの素材ではなくチューニングでどうにかするタイプのイヤホンですね。
音質とか
音質的には聴感上フラット(聞いたときにバランスが良く聞こえる音)と測定上フラット(測定したときグラフが平らな音)の中間ぐらいですね。
聴感上フラットの研究はいろいろありますがハーマンターゲットカーブが有名ですね。
あれの低域と高域を少し下げた感じ。
個人的に総括を先に言ってしまうと「良いところがほとんどないけど悪いところもあまりない」という感じです。
シンバルなどはなんか吸音された部屋で聴いてる感じだし、ボーカルはなんか狭い部屋で歌わされてる感じ、低域はリズムに乗り切れない感じ。でも破綻はしてない。
このイヤホンを高評価されている方も結構いるようですが、申し訳ございません。私には見た目以外にこの機種の魅力がわかりませんでした。
中華イヤホンといえばコスパ。つまり「この音をこの価格で⁉」というのが魅力かと思いますが、この機種は「2500円?ああ2500円の音だね。」って感じです。
リケーブルとかも試しましたが特に不満解消には至りませんでしたね。
これならTanchjimのZEROとかfinalのE2000とかを買ったほうが幸せになれると思います。
まとめ
- 高域が伸び切らず天井を感じる
- 中域が伸び切らず天井を感じる
- 低域がやや足りない
- だが全体のバランスはとれている
要はこじんまりとまとまりすぎてて「つまらない」んですよね。
とても久しぶりにおすすめし辛い中華イヤホンでした。最近買った中華イヤホンU5000ではTIN HiFiのC2が確実にベストですね。
あ、何度も言いますが耳アクセとしては最高に美しいと思いますよ。そこはほんとに100点。
まあ、あれこれ買ってればこんなものもあるよねってことで、今回はこのあたりで。
では、また。('ω')ノ