週末のぶどう作業
K‘s Gardenでは約30種類、40本以上のぶどうを栽培しています。今年は全部で900房ほど実っています。
来年に向けて作業の備忘録として残しつつ、品種の紹介なんかもしていきます。
今年は大きな害虫被害もなく、ジベレリンも2回終えて粒も大きくなり、後半戦に向かって作業は山盛り!
土曜日は袋掛け前最後の消毒。摘粒→消毒→摘粒で10時間の作業・・・。
左が摘粒前、右が摘粒後。一房3分で終わらせます。とは言っても、一回だけでなく、何度もします。もうええってー!てなります。
現在山梨大学で摘粒用のスマートグラスの開発をしているようです。メガネのグラスを通してAIが最適な粒の数や摘粒すべき粒を指示してくれるって、、すごっ!!摘粒は匠の技なんで。Z世代からすると今時板前修行て、、て時代ですね。
日曜日は応援呼んで総出で袋掛けです。子供たちもぶどう狩りは経験しても、ぶどうの袋掛けはなかなか体験できないでしょう。頑張って手伝ってます。まぁ裏でニンジンぶら下げてるんですけどね・・・。
お手伝いポイント獲得のため必死です!袋掛け、傘掛け、摘粒など結局10時間掛かりました。彼らは3時間くらいですけど、まぁよく頑張ってくれました。
今ぶどうは硬核期を迎え、果粒は肥大しカチカチになってます。初めは深い緑で、写真のように色が透けてきます。もう少しするとベレーゾーン期に入り、飛び玉と言って一粒また一粒と色が着き始めます。こうなれば、粒に水が廻り始めた証拠。そうなると果粒は弾力のある粒になります。
これからは副梢、新梢がぐんぐん伸びてきます。ただ、開花から30日後以降は摘心や摘房、摘粒をハサミで強くしてしまうと、一気に縮果症を発症してしまいます。
袋掛けが終わればひとまず害虫被害のリスクは下がります。ただこれからは縮果症に加えて雨による裂果が必ず発生します。この辺はもう経験積むしかないでしょう。