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祝福されたブラーフマナの妻たち(3):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』第298話

2018.07.03 23:11

「主ラーマと主アチュタは

ここからさほど遠くないところに

牛を連れてきています。


彼らは空腹で

あなた方から何か食べ物が欲しい

と思っています。


つきましては、ブラーフマナの皆様よ、

宗教について最高に博学な方々よ、

もしあなた方が信念をお持ちでしたら、

お二人に何か食べ物を施してくださいませんか。


祭祀者の入門と動物を捧げる儀式の最中ではいらっしゃいますが、

最も純粋なブラーフマナの皆様よ、

捧げられた食べ物を汚すわけでもないですし、

少なくともサウトラーマニ以上のことはありません。


ブラーフマナたちは

人格を持った至上主からのこの嘆願を聞きましたが、

はじめはそれに注意を払おうとしませんでした。


彼らの中は実に些細な願い事で一杯で、

精巧な儀式の真っ只中にいたのです。


ヴェーダ文献に秀でているとはいうものの、

実際は彼らは初心者で無知でした。



…つづく

(10巻23章7-9節)