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蒸気機関車

2018.07.04 10:04

自分が、機関車トーマスのような蒸気機関車になったような気分になることがある。

燃料は自分の感情で、嬉しい気持ちや楽しい気持ちはもちろん、嫉妬や寂しさなどもすべて燃料タンクに入れられて、それらを燃やしながら前に進む。

吐き出す煙は感情によって変化して、感謝でいっぱいのときは黄色、何かに怒っているときは真っ黒で、興奮しているときはピンク色になっている。



今日も僕は汽笛を鳴らして前に進む。

ポッポッポー。

あっちに行こうか、いやこっち。

ポッポッポー。

止まることなどできやしない。

七色の煙が立っている。

僕は真っ直ぐ進むんだ。

レールのない道なき道を。