祝福されたブラーフマナの妻たち(4):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』第299話
2018.07.04 23:14
神聖な儀礼の要素、
見たことがないような素晴らしい、場所、時、特別な装飾品、
マントラ、祭式、聖職者、神々、演者、捧げ物は、
ただ主の富の一面に過ぎないのですが、
ブラーフマナたちは
主クリシュナをただの人間として見ていました。
なぜなら、知性が歪んでいたからです。
クリシュナこそが、
人格を持った最高神の直接の顕現であり、
物質的な感覚では通常分からない、
至上なる絶対真理であると
理解ができませんでした。
だから、
死ぬべき肉体に宿る偽の自我により当惑して、
彼らはクリシュナへ適切な敬意を払うことをしませんでした。
ブラーフマナたちが
「はい」や「いいえ」すらも言わずにいるので、
敵を罰する御方(パリークシット)よ、
牛飼いの少年たちはがっかりして
クリシュナとバララーマのところに戻って
このことを伝えました。
…つづく
(10巻23章10-12節)