7月3日 島牧→ニセコ町(91km)
後で聞いた話ですが、この町はホッケの産地なんだそうな。
道理でスーパーや道の駅で見かけたホッケの身が厚くて大振りだったわけだわ。
しかも、経由してきたどの町のホッケよりも安い。そこで、更に進めばもっと安くて大ぶりなホッケと出会えるに違いない。
そう思ったのが間違いでした。
最高のチャンスを逃したって事? (´༎ຶོρ༎ຶོ`)
それはさて置き、本日も曇り空の中、旅はスタートです。
連日潮風に吹かれていたせいか、だんだん潮の香りが身染み付いてきているようです。
ひとえに潮の香りといっても、違いがあるようで、魚介系と海藻系があるようです。
昆布の産地では、良い出汁の香りが漂っているんですね。
醤油の産地に入ったとたん、醤油の香りに包まれるような。そんな感じ。
この香り、嫌いじゃないです。
さて、そんなこんなで次に向かったのは、Yの大学時代の寮友が在住されているニセコ町。
道中立ち寄った道の駅「くろまつない」も、既にお洒落な雰囲気が漂っています。
次に訪れた道の駅「ニセコビュープラザ」は、〝行ってよかった! 道の駅2017年”で、全国第6位、北海道内第1位に輝いたそうで。
なるほど、確かに有難い。キャンピングカー車上生活者が抱える道中最大の問題であるゴミ処理問題を、この道の駅だけが解決してくれました。
北海道では、どの施設にもゴミ箱がない。
コンビニや道の駅で何か買っも捨てられない。
買ったそばから店員さんにお願いして捨てる。
これ以外方法が見当たらない。
路上には、たくさん家庭ゴミ用の立派なゴミ捨てボックスはある。
しかし、それは家庭ゴミ以外使用禁止、とある。
旅行関連施設をはじめとする公共施設にはゴミ箱はない。
「ゴミは自宅に持ち帰ってください」ったって、旅行客はそんな事無理に決まっている。
外国人旅行者が口々に、日本のゴミ捨て問題についてグチっていたけど、ここまで酷いとは思いませんでしたよ。
で、この道の駅にゴミ箱が至るところに設置されておりました。嬉しいです❣️ 感激です❣️❣️
家庭ゴミは捨てないように、というただし書きはがあると、私達のような車上生活者が持ち込むゴミはグレーゾーンなのですが、本当に困っていたので利用させて頂きました。
こうして、身軽になり、ガソリンスタンドの高圧洗浄機で道中泥を被っていたボディも蘇り、辿り着いたのはここ、「ニセコドーム治療院」。
指圧、針灸、接骨院を経営されている方のお宅です。
ここの庭先がこの日の宿営地となりました。