現場の段取り⑧ 小まめな進捗確認で後戻り工事を防止
2018.07.11 21:00
ココまできてしまえば、後はポイントを押さえ段取りすれば工事もスムーズに進む。
工事進行中にやることを押さえよう。
小まめな進捗確認で手直しや後戻り工事を防止
複数の現場が同時進行していたり、商談の予定が入っていたりすると、どうしても現場管理が疎かになりがちだ。ただ忙しいからといって現場を職人任せにしてしまうと、予定していた仕上がりイメージと異なるものになる。現場に出向かなくても進捗確認が行なえるような
仕組みづくりが今求められている。
某営業マンは、ダンドリワークという現場管理システムを活用し、極力現場に行かなくてもいい営業スタイルを実践している。「現場に行って打ち合わせをすれば大工さんも担当者も安心ですが、実際には打ち合わせ中に作業が止まってしまい逆に効率は悪くなります。
このシステムを使えば、職人さんに現場での写真を送っていただいたり、チャット形式で打ち合わせを行えたり、資料を閲覧できたりしますので、打ち合わせの大半は現場でなくても行なえます」(某営業マン)
忙しい営業マンであればあるほど、現場へ行かなくても済むような工夫が求められる。
進捗確認
突発的なトラブル・追加変更も臨機応変に
リフォーム工事はまったなし
リフォームに突発的なトラブル・追加変更工事はつきもの。少しでも報・連・相が遅くなれば工事も遅れ、顧客の要望も叶えられなくなる。臨機応変に対応しよう。
現場の整理整頓
雑然とした現場は作業効率も落ちがち。昼食時や休憩時など、1日の中で何度か片付け時間を設け、綺麗な現場を保とう。
商品の納入確認
着工前だけでなく、着工後も商品がいつ・何時に納品するかを最終確認し、確実に受け取れるようにする。
このように、工事進行中は現場管理がおろそかにならないよう現場に出向かなくても進捗確認が行なえるような仕組みづくりを考え、工事がスムーズに行えるよう工夫しよう。