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スクールオブライフ!(第3作目!!)

2018.07.05 02:04

(仲間を見捨てるな!)

今日も明るい太陽に浴びながら問題の三年B組のクラスを受け持つ事になった皆川宇美はそのクラスがある学校へと向かって居ました。。「おはよう。」保健室担任のミルミ先生が元気よく宇美に歩きながら挨拶してきました。。「おはようございます。」「ハァ〜今日もいい天気ですね〜」ミルミ先生の言葉に宇美は頷きました。。

その時!学校の周りがたくさんの男子生徒が一杯だったのです。。何かあったのでしょうか!?宇美がそこに近づいたみると学校の掲示板に落書きされている校長のプリントの紙が貼られているのです。。

「良いじゃん、この写真。」ミルミ先生が感心していると校長が現れました。。

「誰だ!!」「こんな事した奴は?」校長が自分の貼られたプリントの紙を剥がしてそれを持ちながら三年B組の男子生徒のアキラとつかさとマサシの三人に近付きました。。「どうせ、お前たちの仕業だろう。」「あ?」「何だと?」アキラは校長を睨むように言いました。。「何だその目は?」三年B組の生徒たちを舐めているかのような校長の口ぶりにイライラしてくるアキラ。。その三年B組三人の生徒たちと校長の会話をあの成績優秀のクールで無口な女子生徒の黒沢亜美が見て居たのです。。

ここから。。物語のSTART!!

「マジでムカつく。」「校長のヤッロー。」三年B組の教室の椅子に座りながら男子生徒のアキラが言いました。。

「ケジメ付けてやりますか?」つかさの発言と共に三年B組のクラスに入ってきた担任の宇美先生が言いました。。「バカな事は考えるな。」「何がバカな事なんだよ!」「俺たち何にもしてねぇーよな!!」「それでもケジメを付けてどうなる?」「また、疑われるだけじゃないのか?」「たった一つの事でムキになるな。」「良いな。」宇美の言葉に三年B組の男子生徒たちは落ち着きました。。それを本を読んでいた黒沢亜美が静かに宇美先生の事を見つめました。。一時間目の授業が終わり宇美は職員室に入っていきました。。「まったく、あの三年B組の生徒たちは。」「本当に許さん。」ご機嫌斜めの校長に宇美が近づきました。。「校長、私の生徒はやってないと言ってるんです!」「何故、信じないですか?」「あんな足を踏み出し問題を起こす連中を信じるなど。」「夢のような話です。」「生徒がやってないと言っている以上、私はそれを信じます。」「しつれします。」あの宇美の態度と行動が実に醜いと思い込みながら校長は宇美先生を見つめていました。。その校長が理事長に皆川宇美の事について会話をしていました。。「まぁ。。」「あの生徒と担任の宇美先生に何かアレば退学にさせれば良いですからね。。」校長は怯えながら理事長の会話を聞いていました。。

休み時間の時につかさとアキラが廊下を二人で歩いている時につばさき先生の3年A組の男子生徒の二人が近づいて来たのです。。「何だ?」アキラの質問に3年A組の男子二人のうち一人が言いました。。

「お前らかいつも理事長や校長を困らせ問題の生徒の二人と言うのは。。」「何だと?」アキラが歯向かおうとしたらつかさがアキラの動きを止めました。。「まぁ。。」「お前らのクラスにはあの黒沢亜美って言う成績優秀な女子生徒が一人居るらしく羨ましいな。」「もし、問題を起こして困ってたらそいつに抱き付いて泣けば良いさ。」「ハハハ!!!」「てっめぇ!」アキラはムカつき3年A組男子生徒の二人のうち一人に殴ってしまいました。。「やってくれましたな。」3年A組の男子生徒の一人を殴ったアキラに校長は呆れたように言いました。。けど、アキラの担任の宇美が庇うように言いました。。「ちょっと待ってください。」「アキラ、どうして殴った?」「理由があるだろ?」アキラは黙ってしまい答えようとはしません。。

「まぁ。。」「罪を償って退学も覚悟するんだな。」その校長の一言に宇美は「退学!?」「上等だ。」「退学でも何でもすれば良いだろう。」アキラは怒りながら職員室から出て行ってしまいました。。

「校長!」「宇美先生、あんな生徒の態度では会話になりません。」「あの生徒が謝らない限り退学に決定です。」理事長が言いました。。宇美は急いでアキラを追いかけました。。アキラは三年B組に入って来てバックを持って家に帰ろうとしていました。。「オイ、待て!」「アキラ、落ち着け。」「私が理事長と校長を説得して何とかするから。」宇美の心優しい言い方にアキラは信用出来ずに三年B組のクラスから出て行ってしまいました。。「オイ、待って!」宇美が追いかけようとしたら「オイ、もうほっとけよあんな奴。」アキラと同じクラスメイトの三年B組の男子生徒たちはまるでどうでも良いかのように楽しくしている雰囲気に皆川宇美は「何で、笑って笑っていられるんだよ!」宇美の叫びに三年B組の男子生徒は静かになりました。。「仲間が今、困っているのに誰も心配とかしないのか?」「それが友達なのか?」「いつもの事だろう。」三年B組のクラスの男子のアキラと同じクラスメイトのつかさが言いました。。「都合のいい時に仲間だとか言って。」「結局は見捨てる奴は私は大キライ。」宇美はアキラを退学にさせないようにアキラを追いかけました。。

「付き合ってられないなぁ~」つかさの一言と共に三年B組の男子生徒は大笑いをしてしまいました。。

三年B組の宇美はアキラを助ける為に夜中や夕方にアキラを探し続けました。。

何故ならアキラは学校を出たっきり来てないからなのです。。

「この問題を分かる人は居ますか?」皆川宇美は学校にアキラが居なくても三年B組の生徒たちに数学の授業を教えて居ました。。生徒たちは聞こえて居ないかのように無視をして居て数学の授業に成らないのです。。まさに問題児の生徒なのです。。

「この問題を分からなければ宿題に出しますからね!」「今日はここまで。」宇美は学校を早引きして今日もアキラを探しに行こうとすると保健室の担任のミルミ先生が心配そうに言いました。。「今日もあの生徒を探しに?」「ハイ。」「生徒の為にそんな無理しなくても。」体育担任のウドウ先生も心配していました。。「気持ちだけで十分です。」「では。。」皆川宇美教師は行ってしまいました。。

その毎日が続いていよいよ三年B組の男子生徒のアキラを退学にするかしないか決める日が来たのです。。「さて。。」「これから三年B組のアキラともふみの退学処分を開始する。」校長が言いました。。

理事長が立ち上がりまずはアキラが今どんな気持ちなのか知る為の質問をしました。。黙って何にも言えないアキラは静かに口を開きました。。「俺は学校とかどうでも良いって思ってた。」「選考に怒鳴られたり他の生徒にイジメを受けるだけの学校なんて。」アキラの会話にアキラの担任の宇美は静かに聞いて居ました。。

「だが、今思うとこんな学校の生活も悪く無いと思えてきた。」「このまま行けば何かが見つけられそうな気がしてきたんだ。」「だから。。」「辞めたくない、今は辞めたくありません。」アキラの本当の気持ちを聞いた理事長は「理事長の私としては。」「認めるわけにはいきません。」「よってアキラは退学。」理事長が退学と決定すると同時に何とそこにあのアキラに殴られた3年A組の男子の一人が入ってきたのです。。「何だ?」「一体!?」校長は驚いていました。。「アキラは悪くないんだ。」「悪いのは俺の方だ。」「俺がアキラに酷い事を言ったからなんだ。」「アキラ。」「申し訳ない。」アキラに殴られた4年A組の男子生徒一人が誤ったのです。。その事により3年A組の担任のミルミ先生が「だったら悪いのは私の生徒でその生徒がきちんと謝ったからアキラ君の退学は無しということになるんじゃ無いんですか?」「そうですよね。」「良いんじゃないでしょうか!?」ミルミ先生に続いて体育担任のウドウ先生も言いました。。

この状況において理事長は「そういう事になりますか?」「よっしゃー!!!!」理事長が認めた時、三年B組の男子生徒の全員が現れました。。「お前ら!」「どうしたんだ、急に!?」宇美の質問に三年B組の男子生徒たちは「ワリィ、じっとしてられなくてよ。」宇美のクラスの男子つかさが言いました。。「ったく。」「けど、良かったな。」「お前ら。」色々あったけれど無事に疑いも晴れて三年B組の担任の皆川宇美先生も嬉しく微笑むのでした。。

だが、何故あのアキラに殴られた3年A組男子一人の奴から謝りに来たんでしょうか!?それがとても気がかりで考えながら歩いている宇美教師の目の前に黒沢亜美が現れました。。「御機嫌よう。」「亜美。」「解決してよかったね。」「もし三年B組のクラスの生徒の数が減ったら大変なものね。」「ウッフフ、じゃあ。」亜美は嬉しそうに宇美から離れようとしたら「待ちなさい。」宇美は亜美を呼び止めました。。亜美は静かに振り向きました。。「貴方、この問題が無事に解決する事知ってたの?」「この問題を起こしたのは私です。」「えっ!?」「私が4年A組の男子生徒の二人に私と同じクラスメイトの男子アキラに酷い事を言うように仕向けた。」「自分で事件を起こし自分で解決した。」「ぞーとする人生の暇つぶしをしたまでの事です。」亜美はそう言い告げた後去っていきました。。何と!三年B組の男子のアキラと4年A組の一人の男子の喧嘩になったきっかけを作ったのはあの成績優秀のクールで無口な女子生徒の黒沢亜美だったのです。。果たして。。三年B組の黒沢亜美は何者なのでしょうか!?

(to be continued )

(next。。)