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vor.8 初めて受けた全く分からなかった前世療法

2018.07.05 07:18

初めて前世療法を受ける日が来ました。初めてということで凄く緊張していました。

初めて会う人に、自分の今の疑問をぶつけられるのだろうか?

人見知りで、あまり自分の気持ちを出すことのできない私は、恐れや不安を感じていました。

出てきてくれたセラピストは、中年のふくよかな男性でした。

どんな人かは、すでにHPを見て知っていましたが、実際に会うとさらに緊張しました。

幸い母も興味があって、二人続けて受けることになっていました。

初めにテーブルに座り、どんな悩み事があるのかとセラピストに聞かれました。

この人は 私の言うことを信じてくれるのか? 

恐る恐る、全く会ったこともない人に縁を感じてしまう・・・ 

この人は私のソウルメイトなのか? それを知りたいと勇気を振り絞って伝えました。

そのセラピストの反応は・・・・フッと、笑ったような・・・バカにされたように感じました。

私の思っていることって やっぱりバカみたいなことなのかも? 急に恥ずかしくなりました。

私は、その人に対して不安と疑問を抱きました。

本当に人のことを考えてくれる人なのかな?

の人に任せてもいいのかな?

違和感を感じつつも、気持ちを切り替えてセッションを受けました。

明るい部屋で、大きな窓が前にあり、下からは車の音が聞こえます。

黒い皮の椅子に座り、セラピストは私の斜め後ろに座りました。

目を閉じて、リラックスするようにとセラピストの言葉が続きます。

「・・・・・・・・・・。」

「・・・・・・・・・・。」

ちっともリラックスできない~

カーテンが全開に開いている窓から光が入ってきて、目を閉じてもまぶしいし、

エアコンの温かい風が 顔に直接かかるので息苦しいし・・・・・

うーーーん・・・集中できないーーーー ! !

そのまま何も感じられないままでした。

セッションを始めて1時間以上経った頃、今回は違うテーマにしてみないかとセラピストは提案してきました。私も、今回は前世を感じるのは無理だと思ったので「はい」と答えました。

「何か感じられないともったいない。折角、東京まで来たのに・・・・」 

そんな気持ちが強くなりました。

次に 「人間関係について」というテーマで取り組みました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

セラピスト : 「今のあなたの人間関係は、どんなものとして目の前にありますか?」

初めて質問に対してイメージすることができ、自然と目の前に壁が広がりました・・・

私 : 「大きな壁があります・・・」

セラピスト : 「それはどんな壁ですか?」

私 : 「上が見えないくらい高くて・・・・石みたいなもので作られていて・・・幅は・・・ずっと続いています」

私の感じている人間関係って、こんな大きな壁になっているんだと驚きました。

セラピスト : 「その壁の向こうには どうやったら行けますか?」

私 : 「登ることはできないし・・・壁の端まで行かないとダメかもしれません」

私は歩きました。 けれど、歩けど歩けど、なかなか端に着きそうもありません。

まるで、万里の長城の壁をつたっている様な、そんな気がしていました。

いつになったら着くんだろう ? ? ? 永遠に着かないかも ? ? ? と心配になりました。

すると、ようやく端が見えました。周りは真っ暗です。

セラピスト : 「壁の向こう側はどうなっていますか? のぞいてみてください。」

私は躊躇しました。むこうにどんなものがあるのか想像できません。怖くてたまりませんでした。

セラピストからうながされて、私は勇気を振り絞って、壁に手をかけて向こう側をのぞいてみました。

? ? ? ? ?

明るい高原が目の前に広がっています・・・・まるでハイジがいそうな・・・

アルプスのような・・・

草の緑がまぶしいくらいです。とても心が洗われるような綺麗な風景です。

真ん中に、それほど大きくない横に広がった木が見えました。

その木の下に男性が立っています。 誰だろう ? ? ? ? ?

私はビックリしました ! ! ! ! ! ! ! !

Aさんです。なんでこんなところにいるのかな?と不思議に思いました。

その瞬間 いつの間にか私はAさんの目の前に立っていました。

Aさんは、まるで私をすでに知っているかのように、ニコニコしていました。 

自然に当たり前のように、私の手を取り、ごろんと木の下で横たわりました。

草と土の匂いがしました。木漏れ日が目の中に入ってきます。きもちいい風が吹いています・・・

心地良い・・・・私、この場所知っている・・・そしてこの人も知っている・・・前もこうしていた・・・そんな感覚に包まれました。

なつかしい幸せな気分・・・・私は、また必ずここに戻ってこれる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

何だかよくわからないまま その日のセッションは終えました。

帰りの電車の中で考えるのですが、まったくわかりません・・・・

どうしてAさんがあの場所に立っていたのか? それは どんな意味があるのか? Aさんは 私とどんな関係にあるのか?

求めていた答えは何も得られずに、セラピーってこんなものなのか ? ? ?と ガックリしていました。