【宮城】サラリとした夏酒と、夏野菜と素麺の冷やし煮合わせで夏を感じる
2018.07.05 11:09
阿部勘 夏純吟 金魚
(あべかん なつじゅんぎん きんぎょ)
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(撮影店:阿佐ヶ谷「まにわ」)
1716年(享保元年)創業の宮城県塩竈市の『阿部勘酒造店』のお酒です。
SAKE TIME での評価は「3.73」(2018/07/05現在)
300年以上続く蔵は、十四代目当主の阿部勘九郎氏が、
米の旨味を感じながら、キレが良い、地元の食事と合うお酒を造っています。
地元のお米に拘り、
大吟醸に使用する水は、
車で1時間ほど離れた泉ヶ岳の根白石から汲んできているそうです。
初心者でも飲みやすく、スッと飲めるお酒が多く、
大吟醸酒はメロンのようなフルーティーな薫りで上品です。
この『夏純吟 金魚』は、
ベタつきなく、さらさらと飲みやすいお酒で、
少し酸味もあり、キレが良いお酒です。
宮城県産『蔵の華』『ササニシキ』を使用してます。
ラベルの裏側に金魚が描かれているのも、金魚鉢をイメージしますね。
そして、このお酒と合わせる料理は
夏野菜と素麺の冷やし煮合わせ
茄子、焼きもろこし、ミニトマト、オクラ、栃尾油揚げと
具だくさんで、 サラッとした夏酒と合いますね。
極細の手延べそうめんも、優しい出汁つゆと相まって、
日本酒のつまみになります。
夏を感じるマッチングです。
チーム株式会社
太田泰史