7月4日 ニセコ町→余市町(106km)
Yの寮友Tさんのご好意により、地元産採れたて有機栽培の根曲がり竹、アイヌ葱、百合根、トマト、豆腐等などのグルメな食材でおもてなしを賜り、どれもこれも美味で、有り難く舌鼓を打たせて頂きました。
さすが医食同源、人の身体に関わるお仕事をされている方の食に対する意識やこだわりは究極をゆくもの。
豊かな生活とは、こういう事なのだなぁと、しみじみと感じ入りました。
Tさん、ありがとうございました。
Tさんの営業妨害にならぬよう、早朝敷地内を後にした一行が向かったのは、細川たかしの出身地 真狩村。ここは道の駅「まっかり」がありますが、細川たかし記念館が併設されております。
トイレの中では細川たかしメロディが流れ、細川さん一色。
さすが地元のスーパースターですね。
Tさんによると、最近、ニセコに新幹線を通し、在来線を廃止するという話が持ち上がっていて、地元からは反発が起きているという事。
また、ニセコの中でも、比羅夫は外国のようであるというお話があり、比羅夫の現状をこの目で見ようということで、通りすがりに目に入ったJR比羅夫駅に向かうことに。
JR駅なら、きっと繁華街に違いない。そう信じてナビを頼りに辿り着いたところが……。
上の写真のひなびた佇まいのこの駅舎。
人っ子一人いやしませんぜ。
気を取り直し、今度は、遠くの山沿いに見える建物群が怪しいという動物的直感を頼りに、目的地に向かってみると、ありました、ありました。
英語表記がメインの道路標識が。
そこからは、ご覧の通りでございます。
ここはどこ? 私は誰? パスポートいるの? と聞きたくなりますよね。
どこか居心地の悪さを感じながら、ニセコのホットスポットを後にした私たち。
ん〜と唸り声を上げながら、辿り着いたのは、道の駅「スペース・アップルよいち」。
宇宙飛行士の毛利さんの出身地だそうで、隣には「宇宙記念館」が これまた併設。
駐車場の背後にはNHKの朝ドラ「マッサン」の舞台となったウイスキー工場があります。
ここが5日目の宿営地となります。