① 御礼とご報告
謙虚な姿勢
思いがけないミスをしてしまい、落ち込むことがあります。誰にでも、今日、明日、いつだって起きる可能性があります。
そんなときは注意や叱られることもあるし、逆に自ら何が至らなかったのかをアドバイスを求めて受けいれてみるといいかもしれない。
アドバイスとはいえ、耳が痛いことを言われてしまうかもしれません。ただ、何故いわれるのかを考えなきゃ。自身への叱咤も込めて、そんな風に思います。
ムカついても、嫌なことでも、一先ず反発せず自分がしたこととして受け止めること。人間は自分に甘い。自分自身では客観的に気づけない教えを受けている、この気持ちを持つことで、自分自身の反省が次なる成長につながっていくから・・・ですね。
過信をしないよう
ひとつずつ丁寧に親切に
1つ1つを行なっていくことの大切さ
どんな簡単なことでも慣れからくるミスを防ぐためにも、行動をするときにはその行動に責任を持ち集中して手を抜かないこと。と、まぁ…… 「うるさいっす」と言われてしまいそうな女将のひとり言から今日は書かせていただきました。すみません。
読み手により、これがどのような場面に感じるかはそれぞれですが、ムゥちゃんの飼い主さんも同じだからです。
ムゥちゃんが迷子になってしまった時から、今回こうしてムゥちゃんを発見することができた、さらに皆様へ保護ができたことのご報告に至れたことは、決して『朗報』の一言で終えるものでもなくて、ここまでの1つ1つ、どれもなくてはならない大切な事。
皆様へ今、お話をできるまでには時間がかかってしまいましたが、捜索された皆さんと話し合って、考えに考えて、皆様には『全て』をお話をさせていただこうと思いに至りました。
内容が内容だけに、頭の中でもまとまりきらない状態で、どこまで皆様に伝えられるか自信がないけれど、皆さまへ感謝をしながら心をこめて御報告をせていただきますので、最後までお付き合いいただけたらと願っております。
御礼とご報告
6月10日午後2時過ぎ、ムゥちゃんを保護することができました。との連絡が入りました。これは、飼い主さん自身が捕獲(保護)していただけました。
あと一歩、そんな風に思えていたので、もう少し時間が必要かと思っていましたが、突然その時はくるんですね、と思って驚きました。
※ここについての詳細は、以下のリンク先よりご覧ください。
簡単な経緯
見るところ回るところ、そのすべてが隠れていそうな場所、この何処かにいるような気がしてならない、そんな景色が広がる地域です。
山口県から来たばかりのムゥちゃんには見ず知らずの場所、どこに行けば良いかも分からない場所、自然は眺めるには美しいけれど、生きていくのは過酷。
こんな場所で「ひとりぼっち」でいるムゥちゃん。人目を避けて静かに身を隠しているのかもしれないと、捜索される皆さんからも悲しい気持ちをポツリと零れていました。
小さな小型犬でもなく、犬がひとり歩きしてれば目につきそうなのに、なかなか目撃情報がなかったからです。
捨てられたり迷子からの野良犬とも違い、野犬の行動や暮らしは、野生動物に近いものがあると思います。人と距離をおき、あえて危険を侵すことはなく警戒心が強く賢い、その考えや移動は動物のもつ本能で、私たち人間には見当もつかないのが本音。餌付けされる場合以外、人前にわざわざ出てくるようなことはなく、姿を隠すこと、潜むことに長けていますので、山の方から鳴き声が聞こえても、その姿までを見ることは難しいと思うんです。
なかなか姿を発見することがなく、目撃情報がないのは、そのせいだろうと思っていましたが、今までの迷子の捜索を見直すと早朝や深夜が多く、移動する場合の犬たちの距離も相当なものでした。迷子犬は歩道を歩くが、彼らは、茂みや山などの身を隠せる場所を移動します。
そして少し行けば、噂で耳にする野良犬、野犬のいると言われる地域もあるので、先に進んでほしくないと毎日のように祈ったり、野生動物の生息地の山も近くにあり、山に入れば出てこないと言われてるそうで、考えるのも悲しくなるばかりでら一刻も早く発見し保護してあげたい、そんな思いでした。
新たにポスターの到着から、皆さんがムゥちゃんのために貴重な時間を作りあってくれて、トラック、タクシー会社、新聞屋さん、予定していた場所周辺の目撃情報の聞き込みしながらのポスティングをしてくださりました。こうした努力のおかげで犬の存在を感じる場所だけでも絞れそうな僅かながらも情報も入るようになりました。
いただけた情報は、どれも数日前ということもあり、姿を確認するには至らず残念ではありましたが、その付近のことも教えていただけて、土地勘のないなかでの捜索には大きな力になりました。向かっている方角が少しずつ分かり、追うのと同時に先回りの捜索なども考えていこうと話したりしながら、捜索方法にもまとまりが出来ていきました。
実は、ムゥちゃんの姿に出会えたのは、5月26日。尾崎さんからの連絡で、22時半から1時間張り込みしていた時だったそうです。
暗く遠いことから断言はできませんが、ムゥちゃんらしき犬がいた。
と言うものでした。もちろん、この段階では他の犬の可能性もありますが、とても警戒しながらこちらを見て、少し近づいたけど隠れてしまったそうで、手持ちのジャーキーを少しだけ置いて立ち去るとまた出てきたりしたそうです。
そこからでした。不確かではあれ、位置情報や発見にいたる情報を漏らすことなく、ムゥちゃんであることの確認と確実な保護に向けて、『焦らず・慎重に・丁寧に・ムゥちゃんとの信頼関係を築いていく』ためのものでした。
厳しいことを言えば、飼い犬である家庭犬が迷子となったケースとは違うので、私たちが親しみを込めてムゥちゃんと呼んでる名前さえも理解してない犬なのです。
顔や匂いでの認識のが早いでしょうから、多くで捜索に入るのではなく、なるべく音を立てないよう、なるべく怯え怖がらせないよう、なるべく1対1で会うように、安心感を与えることも大切にいたしました。
先ずは、その場から移動させないで居着いてもらうことを目標に、会える時間(食事の時間)を互いに意識できるように決まった時間に姿を確認に行くことなどの工夫と配慮をし、犬の賢さを使ったルーティンを決めていこうと考えました。
とても素直で賢い犬でした。
そのように姿を見せてくれるようになり、念のために梅雨を前に捕獲器の設置もしましたが、こちらには入る形跡はありませんでした。
ならば、日課を繰り返し、ムゥちゃんからの一歩一歩を待つほかありませんでした。焦らず彼女から歩み寄るまで、彼女のペースで、彼女のタイミングを待っていく覚悟まで考えて、手繰り寄せていくことです。
この頃には割と長い時間を飼い主さんの近くで過ごすようになり、落ち着いた様子をみせてくれていました。もう一歩といったところにまで来れていたのです。
※ここについての詳細は、以下のリンク先よりご覧ください。
思い願い続けたムゥちゃんの発見、保護することができたのは、ムゥちゃんという犬の素晴らしさは勿論のこと。
今回の捜索に関わった1人1人の心が『焦らず・慎重に・丁寧に・ムゥちゃんとの信頼関係を築いていく』人間本位ではなく、ムゥちゃんのことを思っての保護のあり方を目標にブレることなく、互いをも信頼しあうことができた結果でもあると思っています。(皆さんには心より感謝でいっぱいです。)
そして、ブログを読みに来てくださる皆さん、いつもリブログしてくださる皆さん、いろんな事情を察してこれまで静観してくださった皆さん、飼い主さんへの応援や励ましをメッセージで寄せてくださった皆さん、チラシ配りに快く協力してくださいました会社や地域住民の皆さん、書き漏れていたらと心配になるほど、まだまだ多くの皆さん、SNSで多くの皆さまによる情報の拡散、すべての皆さんの思いと協力により繋がった結果であるのです。本当に数えきれないほどの皆さんに御礼を申し上げます。ありがとうございました!
愛知県の皆様
動物愛護に関わる皆様
野生動物や自然環境に影響を与えることもなく、二度と野犬にしない、二度と収容されることがないよう、こうして元気な姿で保護ができて本当に本当に、本当に良かったです。
全ては今からが始まりを迎えるとき。決して『良かった!』『ありがとうございました!』これだけで終わることのないようにと思っています。
反省と改善が共になければ、何度でも同じことは起きます。飼い主となることの責任と意識、終生を預かるペットとの暮らしの環境を大切にすること、ムゥちゃんの幸せのために必ず整えていかれるはずです。
- 動物病院での健康状態の検査
- 犬の登録と狂犬病予防注射
- ワクチン接種
- ノミマダニ、フィラリア予防
- マイクロチップの登録の確認
- 避妊手術
(現在、既にこれらの対応は済んでいるはずです。)
脱走について
最初に少し書かせていただきましたが、飼い主さんに対して色んな事を目にしたり耳にしたりされてきた方々もおられると思います。私自身も同じです。
そして、捜索に協力し合うために努力してきたみんなも同じです。皆様に寄せられた情報や噂や質問や懸念など、本当に様々な声がありました。今は無事に保護できたこともありますので、ここに改めて書かせていただきます。
ムゥちゃんの飼い主となった方は、小型の先住犬5頭、雑種犬2頭もいる環境の家に迎えられました。野犬の成犬は初めての飼育ですが、躊躇は感じられませんでした。ご自身は、野犬のことを知らず、ムゥちゃんという犬を知らず、それでも犬には慣れているという感覚だったのでしょう。
首輪をせず、リードさえもない、そんな状態で迎えたばかりの犬を庭に出したとき、フェンスを乗り越え逃げてしまったのです。先住犬の犬たちも、日頃からこのような飼養管理だったそうですから、ムゥちゃんに対しても同じ扱いをされたんでしょう。
ここまでで読んだだけでも思うところは山ほどありますよね。わかります。飼い主さんの犬との関わり方、特に管理は適切であったとは個人的に思っていません。ですが、このような様々な先住犬のいる家庭にトライアルも無しに、殺処分ではなく幸せをと願う犬を、このような方へこのような形で託すような譲渡されたのです。
命を託す側、命を預かる側、ともに酷いと感じました。しかし、事が起きてしまった以上は、なにより一番にするのは、ムゥちゃんの捜索と発見でした。山口県周南市の収容先から何処に連れて行かれるかも分からない不安なまま、まるで知らない土地に来て、逃げだして、またひとりぼっち。どこにも行き場のないなかで彷徨い歩き、とても不安で怖くて寂しかったと思います。
梅雨が迫る中、冷たい雨に濡れて震えさせるわけにいかない。なんとしても見つけてあげなければ何のための里親、譲渡であるのか、、私たちはムゥちゃんを見つけることだけを思い考え、それぞれの役割を持ちながらブレずに行動を共にするだけでした。
そして、ムゥちゃんを発見、時間もかかる容易ではないだろう保護に至ったときには、この事を含め捜索に関わった皆さんと飼い主さんに今後のために話しをしようということも話していました。
里親さんについて
里親としてムゥちゃんを迎えてると思っていたけれど、慣らして里親を募集する気持ちがあることを投稿してたり、ムゥちゃんが脱走し迷子になっているのに、インスタグラムには譲渡会のシェア、譲渡会の投稿先へ「めっちゃ行きたいけど欲しくなっちゃうんで。」とコメント投稿をされていたり・・・実際に譲渡会に出かけていたとか。
これらは既に投稿、アカウントが削除されていますので閲覧できませんが、スクショなどをいただいてるものもあります。
そうしたことが発端となり、一部の方々からムゥちゃんに対する捜索意欲を疑われたり、探していないと言われたり、非難や批判をされる声が上がっていたようです。
確かにこれらを知れば無責任な里親、最低な里親だと噂されても仕方ないものでもあったのかもしれません。そうした批判の声が広まり、インスタグラムの投稿の削除、アカウントを削除されたようです。
飼い主さん発言や行ったことによるものは、自身が誤解を招いたりする問題を感じるものだと思っています。もしも私がムゥちゃんの飼い主となった人であるなら、どうしたら良いか分からず慌ててるし、見つからずに焦るし、ムゥちゃんのことを探すことだけで何もかもがいっぱいいっぱいだと思うからです。
しかし、このような状態でもあったこともあり、ムゥちゃんの捜索の情報の拡散よりも、自業自得なんて声や誹謗中傷ばかりが広がることを懸念し、皆さまには、SNSなどで拡散されていた飼い主さんの批判の声などは避けていただきたいとお願いをさせていただいたのも理由のひとつなんです。
実際に不安になるようなものもありました。見つけても飼い主へ渡すな!里親失格!とりあげて!取り戻して!などの言葉もあって、ムゥちゃんを違う方が保護したらと怖くなり、捜索場所や捜索段階での情報の公開を一切控えさせていただきました。(ごめんなさい。)
けれど、これは言わせてくださいね。飼い主さんが捜索してなかった、なんてことは『ありません。』擁護ではなく、事実です。
無責任な譲渡
山口県では、無闇な餌やりにより増え続ける野犬と地域の問題が続いていますよね。過酷な環境から保護され、野犬も家庭で人と暮らし生きるチャンスを得るためにと出来る限りの引き出し保護、里親募集ができるまでの育成、地道な努力をされてる活動されてる皆さんもいます。
しかし、たびたび問題になるような不適切な譲渡によるトラブルも残念ながら増えています。
そこには、特に野犬と呼ばれる犬の場合の殺処分反対!と騒ぎ立てる人たちの悲鳴に似た投稿や過激な表現での募集の声かけは考えてほしいと思うこともあります。
殺処分の回避のため?命さえ救われたら良いのでしょうか?それも「無責任」な話ですよね。このようなことが繰り返されるたびに、とても悲しくなります。
殺処分ゼロ、殺処分反対としたことが優先されすぎて、犬たちのため、幸せになるためのマッチングやトライアルなどもない、明確な譲渡条件もない、直接の引き渡しができていない、命を託し預ける側の必要なはずの配慮や丁寧さにかけることも問題にあると思いました。
ムゥちゃんも山口県周南市で運良く捕獲保護され、「ペットのおうち」で見かけた野犬の里親募集に希望し、ムゥちゃんの飼い主さんとなりました。先に書かせていただきましたが、譲渡の際この犬にとって里親募集に申し込んでくれた方が適切な飼い主さんかを確認されたとは思えません。脱走の経緯や、その後の発言や行動などからも適切な飼い主さんに繋いだとも思えませんでした。
譲渡条件や説明などもなく、自身がうけた譲渡は、簡単で手軽なものであっても決して親切なものではなく、幸せにするために迎えた犬を脱走させてしまったことは反省されていました。
これでは、野犬であった犬が新しい生活を送るためにと他県へと引き取られても、不幸にも見知らぬ土地で脱走し迷子となったなんて・・・あまりにも可哀想ではないですか。個人的には今回のこともですが、『命を繋ぐ』ということの意味を見直すときにもあるように思っています。
保護犬として引き出して、手元でお世話しながら良い縁に繋ぐためのマッチングができるように犬たちを知り、犬たちには環境や人馴れ、お散歩などのトレーニング、里親募集ができるまでの準備をされた場合は別としても、里親さんの代わりにセンターから引き出し、そのまま他県へ空輸などをされるような不親切な譲渡は受けるべきではないと思うんです。
これはムゥちゃんの飼い主さんだけではありません。未だに姿ひとつ見えない、目撃情報もない、探しようもない飼い主さんもおられます。
一日も早く、発見と保護、再会だけを希望と目標にして捜索に明け暮れる日々、日々がやがて月日となり、いつ発見できるかなんて保証もない捜索には、犬への愛情と再会を強く願う諦めない誓いを抱く強いメンタルも必要です。心が折れてしまった方々も知っています。
だからこそ、飼い主となった私たちが日頃からできるのは、迷子にしないために何ができるか、迷子にしてしまった時のために何ができるかに尽きるのだと思います。し、特に野犬とされる犬たちに関しては、このような事例があるのですから、再び犬たちに不幸を与えないためにも、慎重に丁寧に、市内や県内での譲渡、適切な適正譲渡をと願うばかりです。
こちらは、時々Twitterで投稿を拝見させていただいてる倉敷のボランティアの方々の活動です。一目瞭然だと思うので貼らせていただきます。
飼い主さんにも問題はあったかもしれませんが、彼女だけの責任でもないんです。誰かを名指しで責めるといった気持ちはないけれど、ムゥちゃんを譲渡された方が、命を託すことの重き責任の意識もなく、今も譲渡の仕方の改善もなく活動されてると思います。このままでは、またいつ何処で脱走し迷子となる可哀想な犬たち、悲しむ里親さんが増えないための警鐘を考えて公表することにしました。
やはりどこまでいっても今回の譲渡に大きな問題を感じています。これは知れば知るほどです。譲渡の仲介、繋いだ方とのやりとりを飼い主さんに預かったものがありますが、杜撰などの一言で片付けるものではありません。
飼い主さんがまだアカウントを削除してない頃、ムゥちゃんの情報を少しでもと思って投稿を辿って、この方が引き出したとの記載を見つけて、引き出しボランティアだろうということがわかり、そちらも合わせてチェックしてました。が、普通なら譲渡主は報告をうけて里親さんの捜索のフォローをするものであると思っていましたが、投稿がないのが引っかかりました。
里親さんとムゥちゃんを繋げた方は、捜索の投稿ひとつあげない、捜索される飼い主さんが諦めてしまわないように気遣い励まし、サポートとフォローも何もしないのも無責任な方だと今でも思っています。遠方からできる事は限られるし大変なことだと理解を示します。ですが、その覚悟をも持ってされなくてはならないことなんじゃないのでしょうか?
マイクロチップがあるから保護されれば連絡きますよくらいの発言、ムゥちゃん以外にも手を差し伸べてほしいと思っている子はいますって言いますか? そもそも命を引き渡す譲渡が、免許証の写真を送っただけで終わりなんて。(画像の一部配慮をして貼らせていただきます。)
犬たちの気持ちを理解しようとした事ありますか?ムゥちゃんの気持ちを自分に置き換えた事ありますか?
殺処分をさせないようにしたい、良い縁を見つけたい、助けたい、その気持ちはわかります。誰だってそうでしょう。
しかし、殺処分にしないことだけが幸せでもないことを理解された上で譲渡されてるんでしょうか。私は少なくとも感じられることはありませんでした。例えるなら、数字の上での殺処分ゼロと同じ感覚がしました。犬たちへの愛も里親さんたちへの感謝や思いやりも感じられることはありませんでした。
本当に犬たちの幸せを願っているなら、丸投げと呼ばれる譲渡はやめてください。できないはずなんです。
センターから里親さんに代わって引き出して空輸ではなく手渡しの譲渡、犬と飼い主となる方々の幸せな暮らしのために大切な譲渡条件、トライアルなどを利用した譲渡に努めてほしいです。
そして受ける側の私たちも適正譲渡を知って、不親切で不適切な譲渡を受けないようにする必要があることを知ってください。できるなら、住まいの地域の譲渡会やセンターに足を運んで、犬や猫たちと実際に出会って譲渡を受けてくださいませんか。
殺処分をしたくない、殺処分を減らしたい、その気持ちは十分に理解した上で言いますが、殺処分ゼロばかりを声にあげて、助けて!殺される!殺さないで!生きたい!と声をあげて、不適切な譲渡を行うなんて……。命を救った助けた気になっている自己満足な活動は迷惑なものではないでしょうか。
過酷な環境から保護された犬たちが私たちとの暮らしで新しい生き方を快適に感じて生涯を過ごしてもらえるように、その歩めるチャンスの生かし方こそを大切に考えてもらいたいと思いました。
今回の投稿に関しては、飼い主さん、譲渡に繋いだ方への批判や誹謗中傷では今後も変わりません。し、それを望んでるわけでもありません。譲渡の窓口や譲渡情報の窓口が狭くなること望んでるわけではないのです。
今日も助けてくださいと呼びかけられてる犬たちが、里親になろうとしてる誰かが、不適切な譲渡を受けてしまう可能性があることを懸念しています。
私も山口県へこのようなことが起きてしまった現状の報告と厳しい意見も添えて届けさせていただきましたが、それは山口県や周南市や保健所では知らない事であろうからです。
是非、山口県周南市や、ペットのおうち(手渡し譲渡の規約違反です。)などへ向けて、保健所や登録ボランティアさんたちの譲渡条件や譲渡方法の向上、ムゥちゃんのことや違反事項、今後に向けて適正譲渡に向けての見直しをお願いしてくださいませんか。
このような不幸を繰り返さないように、危険な譲渡はしない選ばないこと、犬たちと家族となる皆さまが幸せになれる譲渡を希望することで、今後の里親となる皆さまの正しい知識と意識が犬たちの幸せを分けるものとなるはずです。
本来ならば、発見できました!保護できました!ありがとうございました!としての幸せなご報告で終えるところなのですが、いろんなことがありすぎて、これまで皆様に御礼とご報告ができずにいたこと、ただただお詫びするほかなく、申し訳ありませんでした。
最後のお願いです。
皆さまによる大きなご協力のおかげ様で、私たちが確認しきれないところへと「ムゥちゃんの捜索のご協力のお願い」に関する情報は広まっていますので、皆さまそれぞれの周りの皆さまへと『御礼とご報告』の拡散もご協力をお願いできないでしょうか。是非お力をお貸しください。よろしくお願いいたします。
そして、最初にもお話したのですが、実はまだムゥちゃんの保護に至ったことに関しての「すべて」を話したいことがあります。
このブログを①として、上の②・③リンク先の方も合わせてご覧になっていただけたらと思います。
ムゥちゃんの捜索一同より
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