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Nio Yacht Owners' Club

五島列島漫遊中の「Ka2」艇より便りが届きました!

2023.06.20 11:51

(Ka2艇からの寄稿記事)

2023年6月20日(火)「Ka2」は五島列島(福江島)の「荒川漁港」に来ております。写真に映っている桟橋は地元の漁船等が使っている場所ですが、「五島ヨットクラブ」の尽力でわざわざ空けてもらいました。この他の寄港地でも同クラブのご厚情により便宜を図ってもらいました。こうした尽力を「仁尾マリーナ」でも果たせればと、思いました。

話は少しそれますが、カタマラン艇の長所をもう一つ見つけました。それはオープンな造り、特に夏はリアを開け放つ仕様とするため特にそうなります。寄港地の皆さんに対しても明るい良い印象を与えるのであれば幸いです。なにしろ夜なんぞは祭りの「夜店」みたいな雰囲気ですから、何をしているのかすぐわかり、お互いに声がけしやすいのではと思いますが、実際はよく分かりません。

「ハウステンボス」を出港したのは、遡る2023年6月15日(木)でした。NYOCの僚艇「HAPPY」W氏に手を振られて見送られ、我々「Ka2」メンバーは五島列島に向かいました。W氏はその前日、「仁尾マリーナ」から1人で「対馬」を回って11泊かけて「ハウステンボスマリーナ」に入って来ました。

出港時間は「針生瀬戸」のスラック(8時29分)を見計らって決めました。同船のメンバー2名(S氏とN氏)はわざわざ東京から駆けつけてくれています。彼らの助言でツツがなく「五島列島周遊クルーズができています。彼らはヨットの超ベテラン組で、私には心強い限りです。

長らく艇を「ハウステンボス」に留め置いていたので食料調達が必要となりますが、これは「佐世保」(ハーバーテラス)の桟橋に着けて行なうこととしました。「佐世保」はとても近いので、その前に以前より話に聞いていた「九十九島」の海に分け入ることにしました。そこではアンカリングしてデイタイムを楽しみましたが。「九十九島」の印象、一言なら「息を呑むような場所」でした。思わず、歳を忘れ、しばし童心に帰ってはしゃぎ続けました。(下写真)

五島列島の周り方ですが、私の艇は「AIS」を搭載しているのでどこを走っているかが誰にでもわかります。誰もがインターネットで閲覧できるのです(リアルタイムは有償かもしれません)

この画面は「MarineTrafic」を開いたものですが、「Ka2がこの位置を10時間前に8.2ktで航行していた」ことがわかります。明日になればまた位置が更新されていると思います。

各寄港地で人寄せ宴会が始まってしまいます。上の写真は「五島ヨットクラブ」の皆さんとの写真です。皆さんベテランのセーラーばかりですが、元気に人生を謳歌しているようです。この時間もクルーズとは別に、実に楽しいのものです。到着したらルーティン作業もそこそこにゲスト歓迎の準備をしていることになる時もあります。

そうした訳で五島列島では居酒屋に行く必要はあまりなかったでした(今のところ)。皆さんが色々と持ってきてくれるのです。しかし、いつものMちゃんが今回は乗船してないので、最初のうちはどこに何がしまってあるのかがわからず、てんやわんやでした。

それにしても各人のヨット、人生談義をきかせてもらい「人には人の数だけ人生がある!」という事を改めて感じました。「Ka2」の船検票に記されている「限定沿海」という文字は、もはや五島列島では「限定宴会」になろうとしています。