SNATCH

7/5:演劇への責任ってあるよねー!

2018.07.06 16:15

オラあと数週間で2歳になるで。

日本代表のユニフォームをいっちょまえに着こなす甥っ子を溺愛する後東ようこでする。


SNATCHでも、全員に甥、姪ができましたよね?

劇団員、誰も我が子を持たずに、兄弟の子どもを愛でる日々でございます。

もしかしたら演劇のお陰ですかね。

いや、きっと演劇、はたまたそれに代わる何かに取り憑かれなければ子を持つ機会はもっと早くに来ていたかもしれませんね。

子を持つ事は素晴らしいですが、それが全てではないとも私は感じています。

我が子がなくしても子を愛せる人だっているし、我が子を持っても子を愛せない人だっています。

子はかすがい。

この言葉をようやく理解できました。

甥を溺愛しすぎてて、ちょっと頭おかしいのかもしれませんが。

その話をし始めると止まらないので、今日は別件。



先日、久々にびっくりするお芝居を観ました。

お芝居ではないのかもしれません。

自身も未熟ですが、あれは驚きました。

何度も見方を変えたりし、笑いのネタを探したり沢山思考を変えたりしたけど、到底あちらの本気にたどり着けませんでした。


私たちSNATCHも映画より高いお金を頂戴してお客さんに劇場に足を運んでもらってる。

でも、何かと比べて欲しい訳ではないが、値段に勝る何かを楽しんで欲しいと思って舞台に立ってます。

それが先日観た舞台には何も無かった。

こういうネット上で言うのは気がひけるけど、あれは流石に酷かった。

はっきり言うけど、演劇を辞めて欲しいとまで思った。


一番悔しいのは。

もし。

もし。

もしも。

あの作品が、人生最初に観る舞台だったら…


「舞台って面白くないんだもん」


最近聞いた辛い言葉が蘇りました。


舞台は。

面白いんだ。

面白いはずなんだ。


舞台が面白くないって。

もうどう生きてけばいいのさ。



簡単に否定しないで!

と思いつつ、舞台が面白くないって思わせたキッカケが転がってて。もしかして自分がその可能性になってるかもしれなくて。

そういう責任を全て背負って舞台に関わるべきです。


わたしは。

演劇が大好きです。

そして

SNATCHが大好きです。




演劇をやる。

SNATCHとして公演をやる。

それの責任を改めて考えさせられました。



演劇をやるのには、全演劇を背負うつもりでやらなければ。