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自分らしく在ると世界が広がる

2018.07.07 03:42

こんにちは、みっちです。

最近、ふとしたことで知った番組、

「ル・ポールのドラァグ・レース」にハマっています。


大好きな番組のことなので、ベタ褒め状態です。不快な方は、華麗にスルーしてください。











オーディションを勝ち抜き、全米からやって来たドラァグクィーン達が、与えられたテーマに沿ってドレスを作成したり、口パクで歌を歌ってパフォーマンスしたり、ミュージカルを披露したり…と、とにかく、とことん自己表現を追求していく内容です。





ドラァグクィーン界のカリスマと言われるル・ポールと、歌手や女優、プロデューサーなどの華やかなゲストが審査員。


レディ・ガガが審査員として登場したこともありました。豪華✨





彼らの辛口批評も面白いのですが、

評価の焦点はいつも、

「その人らしさが表現されているか?」





パフォーマンスは素晴らしいけど、彼女らしさが消えてた、とか、


もっと堂々とすれば、更に良くなる、とか、


自信に満ちて神々しかった、とか、


より良くなるには、どうすればいいか?を主軸に評価がなされ、勝者が決められていきます。




番組への試聴者からの投票で、支持率が変動するのも見どころ。


どんなに試聴者からの支持が低くても、パフォーマンスの素晴らしさや、その人らしさが開かれていれば、勝ち抜いていく。


アメリカらしい番組だなぁ、と思います。





私が個人的に気に入っているのは、敗者の発表時。


オーディション番組にありがちな「ありがとう。またね」という、そそくさとした感じではなく、堂々としていて、思いやりがあるなぁと感じます。





その人の良いところ、素晴らしかった点について伝えた後、司会であり審査員長であるル・ポールは必ず、「胸を張って去りなさい」と言います。




これまでの善戦を讃え、

その人の人格を讃え、

番組を去った後のその人の人生をも讃え、

決して敗者のまま立ち去らさせない、優しい配慮があるように感じます。





グランドフィナーレでは、上位4位までのクイーン達が、最終審査に挑むのですが、ド派手な会場内に、出場者の家族、恋人などの親しい人達や、ファン達、ドラァグクイーン達が集まり、お祭り状態🎶



本当に楽しそう✨



壇上には、初回登場時とは別人のような、洗練されたクィーン達がいて、その変容ぶりに目が釘付けになります。





ル・ポールから、「あなたにとって、優勝ってどんな意味?」と問われて、堂々と答えるクィーン達。

誰も、自分の答えに対して、躊躇してない。

それが当然だと、決してブレない。



内側から自信という光が溢れていて、神秘的ですらある。



「自分を生きている」からなんだなぁ…と、感動します。






グランドフィナーレで最終審査が行われ、優勝者が決まり、王冠と錫杖が与えられて、番組は終わります。




終わる際の決め台詞、


「自分を愛せない人が、どうして人を愛せるの?」


に、毎回、



うわーーー!!!!!

これだよーーー!!!!!

これ、私も伝えたいよーーー!!!!!



となります。







華やかで強気で、自由奔放に見えるドラァグクィーン達が抱えているもの、向き合っているもの、すべて、最後のこの一言で救われている感じがします。






自分らしく生きる。

それが、どんな道でも。

他人に何を言われても。

だって、自分を愛しているから。



自分らしく在れば、

理解を示してくれる人がいる。

心を開いてくれる人がいる。

愛してくれる人がいる。

そうして、世界が広がっていく。



すべては、まず自分を愛することから。

あなたにも出来る。

だから、やってみて。







私は、この番組から、

そんなメッセージを受け取っています。



最後までお読みいただき、ありがとうございます。