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アトリエ NEO AQUARIUS

星の時間で生きる人

2016.10.03 09:55
世界一貧乏な大統領と云われた、
ウルグアイの元大統領ムヒカ氏。
春に来日した時は

とても話題になりましたね。

彼は
「時間」という言葉を通して
あらゆる問題意識を投げかけてくれます。

彼の格言はたくさんありますが
その全てに

人生にとっての時間の意味を

考えさせられます。


スーパーで時間は買えない。


13年間もの間、収監されていた過去を

持つ彼だからこそ

時間の大切さを

生で感じることが

出来ているのかもしれません。

占星術の観点でも
各惑星には年齢領域 があり、

年齢領域が示すことは
とてもシンプル過ぎるほど
分かりやすく

我々人間にとっての

年相応である、営み

というものを教えてくれています。


水星期(7~15)

たくさんのものに触れ

知性を発達させコミュニケーション力をつけて、能力を高めていきます。


金星期(15~25)

思春期を迎えます。

個人の楽しみ方や価値観を伸ばし、

恋をして恋に破れて泣いたり笑ったりして

自身の愛情の感じ方や

愛の表現のしかたを知り、

感性を豊かにしていきます。


太陽期(25~35)には

自分という価値を知るために

アイデンティティを探り求め

自分ならではの輝き方を創造していきます。


火星期(35~45)には

人生の正午を迎え

意志を貫く強さを試されます。

自身の中から湧いてくる怒りや攻撃性と

どう取り組むべきかを学び

再び、真に情熱を傾けることを見つけだす

ことを模索します。


そして、


木星期(45~55)に入ったころ、

人を許していきます。

たくさんの経験を経てきたからこそ

寛大で慈悲深くなり

自身の欲を満たすのに飽き、

見返りを求めず

誰かを応援すること、サポートすること

が自然にしたくなります。

土星期(55~70)に入れば

後に生きる人に向け、

知恵を授けていきます。

心に残る言葉を伝えてくれたり

(お金がなくても)

若い人から慕われる存在と

なっていくのです。

「占星術」というと
ものすごくスピリチャルで
霊的なもの
と捉える方は多いのですが

実は全く、そうではなくて

(確かに星を読み生きることで

より微細なエネルギーを感じやすくなることはありますが)


すごく

基本的で地味な?笑

ことがベースになっていて

人生全般のオーソドックスな流れ

を理解することが

人として生きる 上で

とても大切だと考えています。


このベースが安定していれば

ナチュラルなリズムに合わせるように

疑問や悩みも発生するし、

解決もできるのですが


このベースが安定してなければ


チグハグな事象が

起こったりしている方を

よく見たりします。

たとえば、

甘い恋の経験をせずに金星期を過ごした

→火星期に金星を取り戻すようなことをする

(不倫や疑似恋愛にハマる)

そうやって火星期に金星を使いすぎると

本来、

火星期にするべきことが

出来なくなり

次の

木星期に響いてしまいます。

鑑定を進めながら思うのが
決して
人目は気にしなくてもいいけれど
同じくらいの年齢の人達が

今、何に悩み迷い苦しいのか?

どんなことに力を入れているのか?

何が楽しくて嬉しいのか?


そして


それを知ってどう感じるのか?

バカらしい?羨ましい?何も感じない?


時代は複雑になってきて

いるので様々なケースが

あるのだけれど


惑星の年齢領域から見る自分


というものを観察することから

見えてくる何か

が、あるかもしれません。


この歳の頃、自分は何をしていたか?

それは年相応のことだったか?

健全であったか?


という所にヒントがあったりします。


そして

木星期以降に

違いは

顕著に出てくるように思います。


素敵な歳の重ね方

をして生きている人

と出会うたびに、

いつもそう感じます。

鑑定の依頼はHPから