ジャカルタで息子(2歳)の腸チフス予防接種
我が家は先週こどもの予防接種weekでした。
(【余談】↑SOSクリニック クニンガンにプレイスペースあるの知ってました?先日初めて知りました!)
前回、生後4ヶ月の娘の予防接種について書きましたが、
BCGがすぐに打てない事件発覚から2日後・・・
ツベルクリン検査の結果は陰性。
無事、結核には感染していないことが証明されたので無事BCGを打つことが出来ました!
よかったぁぁ。。
そして前回、
娘の予防接種のタイミングで、ずっと気にしていた
2歳の息子の腸チフスの予防接種
の必要性についてジョハン医師に相談してみました。
◇腸チフスとは・・・
以下、厚生労働省検疫所のサイトより一部引用。
〈腸チフス〉
腸チフスは、サルモネラ属のチフス菌による感染症で、口から移る病気。
感染したヒトの便や尿に汚染された水、氷、食べものを取ることによって移る。
〈症状〉
感染して1~3週間は症状がなく、その後、高熱、頭痛、全身のだるさ、高熱時に数時間現れる胸や背中、腹の淡いピンク色の発疹、便秘などの症状が現れる。
〈予防〉
十分に加熱された飲食物を摂取しましょう。
生水、氷、生肉、生野菜などから感染する可能性があります。十分加熱調理してあるものを食べましょう。食事の前には十分に手を洗いましょう。
〈危険のある地域〉
特に南アジアでは他の地域の6から30倍高いリスクがあります。他に、東南アジア、アフリカ、カリブ海、中央および南アメリカが危険のある地域です。
とのこと。
インドネシアでは一般的な感染症のようで、たまに駐在の方のブログでも大人や小さなこどもが感染したとの記事を見かけたことがあったので、気にしていました。
◇腸チフスの予防接種
〈予防接種について〉
腸チフスは予防接種が可能。
しかし、日本では承認されていないようで一部、海外渡航医療センターなどで輸入ワクチンを取り扱っているようです。
1回の注射により2週間後には免疫ができ、免疫効果は2~3年間持続。
2歳以下の幼児は受けられないようなのでご注意を。
〈予防接種を受ける必要性について〉
日本で近所の小児科にて相談したところ、当然ながら扱っておらず海外渡航用のクリニックで相談してと言われてしまいました。
結局、ジャカルタに来てからSOSクリニックのジョハン先生に相談することにしたのですが、ジョハン先生曰く、
腸チフスとA型肝炎は受けることを推奨してるとのこと。
特にプレスクールなど通わせるなら打った方が良いとのことでした。
大人も外食が多いなら腸チフスの予防接種は打つべきと言われましたが、授乳中はNGだそうです。
◇腸チフス予防接種は痛い!
ということで、2歳の息子の腸チフス予防接種を受けることに決め、先日打ってきました!
注射は腕にぷすりと。
息子は注射が結構得意でいつも打たれても泣くことなく耐えれるタイプ。
今回も刺された瞬間は『いたい』と言いつつすぐに『いたない!(いたくない)』と強がってみせるいつもの流れでした(笑)
が、
腸チフスの予防接種は打ってからがとても痛いようなのです。
ジョハン先生からも
『注射後1〜2日は発熱、腕の痛みが出ることがよくあるから気をつけてね。』
と言われていたのですが、注射後家に帰宅した頃には息子が『腕が痛い・・・』とぐずぐずに。
まさかまた肘内障?!と心配になったくらいに動かすと痛いようで、打たれた方の腕をあまり使わない様子。
『腕が痛い〜』と涙を流すほどでした((((;゚Д゚)))))))
予防接種はするに越したことないだろうと思い、気軽に打ってしまいましたが、過去にないほどに腕を痛がる様子にさすがに申し訳なくなっちゃいました(/ _ ; )
その後、発熱はすることなく次の日にはケロッと治っていたようなので一安心。
腸チフスのワクチンを子供に打つことを検討している方は接種のタイミングにご注意ください、、、
我が家では7月末からプレスクールに通わせようと考えているので、ひとまず一通りの予防接種は完了したかな、と思います!
これからもジャカルタで家族みんな健康に過ごせますように。
※補足※
上記、我が家の体験談を記載してますが、まだまだ幼い2歳の子に予防接種の注射ばかり打って本当に大丈夫なのか、という悩みもあります。
わたしのジャカルタのお友達でもこどもに腸チフスのワクチンを打っていないご家庭も多い印象です。
こればっかりは正解がないと思うので、任意の予防接種については、各家庭の考え方で判断するしかないと思うので、あくまで我が家の体験談は参考程度にお考えくださいませ。
どなたかの参考になりますように!!