人権教<追記>
国際社会が独立した主権国家によって成り立っていることを無視し、短絡的に人権の普遍性から演繹的に結論を導き、日本人よりも難民を優先させろとご高説を垂れる人権教の司祭。
自国民よりも自称「難民」を優先している国があるのならば、教えてほしいものだ。
ちなみに、阿部浩己教授は、2012年から10年間にわたり難民審査参与員を務めたが、「阿部さんの意見書で認定された人はいたのでしょうか。」と訊かれて、「難民認定が必要だという意見はすべて法相によって採用されませんでした。」と述べている。
なお、「阿部浩己 赤旗」で検索していただければ、阿部浩己教授の政治的スタンスがわかる。
なお、ほんの一例だが、リビアは、ヨーロッパで難民申請しろと言って、アフリカ・中東からリビアに集まった自称「難民」を、ヨーロッパへ送りつけている。
次々に船に乗ってイタリアを目指す自称「難民」(全員男性のムスリム。なぜか、「難民」なのに、女性・子供・老人はいない。)
送りつけられたイタリアの治安は悪化し、ゴミだらけ。結果、イタリアで右派政権が誕生した。
自国民よりも自称「難民」を優先せよとのたまう人権教の司教は、日本がイタリアのようになっても構わない、否、イタリアのようにしたいと思っているのだろう。
ちなみに、人権教は顕教であって、密教は共産主義だ。自由よりも平等を徹底させようとする人権教は、共産主義を実現するための方便にすぎないと言った方が分かりやすいかも知れない。
マルクス/エンゲルスの『共産党宣言』が「労働者は祖国をもたない」と明言しているように(岩波文庫版65頁)、共産主義者は、祖国(国民国家)がなくなり(同時に、各国の伝統・文化等も破壊される。)、すべての人が等しく「労働者」(「世界市民」は、「万国の労働者」の言い換えにすぎない。)として共産党一党独裁の支配下に置かれること(すべての人を隷従させること)を熱望している。
共産主義者が国籍を軽視ないし無視するのも、共産主義国が他国の国境を平気で侵犯するのも、夫婦別姓・同性婚・LGBTQ+・性教育・大量の難民移民受入れ・外国人への地方参政権・ヘイトスピーチ禁止などを推進して各国の伝統・文化・慣習を破壊しようとするのも、このためだ。
マーガレット・サッチャー英国首相及びロナルド・レーガン米国大統領並びに二人の理論的支柱フリードリヒ・フォン・ハイエクという真の自由主義者(保守主義者)の英雄的活躍によって、ソ連が崩壊した結果、緊張の糸が切れ、平和ボケしたヨーロッパは、今、人権教徒(隠れ共産主義者)による手痛い反撃を受けている。
ヨーロッパの轍を踏んではならない。