Bambooエイジド珈琲を作ってみた。
こんにちは、人財コーディネーターですが竹の人になっています。
留学生や外国人の就職支援を行っている中で、「定着しない」という課題にぶつかることが多くなってきました。なぜこのようなことが起こるのか。
おそらく「相互理解不足」と「コミュニケーション不足」による要因が多いと思っています。
・仕事の内容が思っていたのと違う
・人間関係がうまくいかない
・研修やフォローアップが行き届かない
といった問題から早期退職してしまっているようです。これは外国人や留学生に限らず日本の学生でも同じことですよね。
この課題を改善するためにも企業と人の相互理解、外国人という特性を合わせると地域の理解も大切になってきます。
地域と企業と人材の相互理解。
ここにたどり着き、地域と交流しているうちに「放置竹林の問題」を聞き、竹をどうにかできないかということで、「飲んで・食べて・還す」をコンセプトに放置竹林問題にも挑戦を始めました。少しでも竹の消費に貢献したいと思っています。活動を通じて地域と学生のマッチングの機会も作っていきます。
そこで生まれたのが「Bambooエイジド珈琲」のアイディアです。
https://coffee.ooaks.co.jp/barrel-aged-coffee
バレルエイジド珈琲については↑を参考にしてください。
この製法を竹を使って作ってみました。
まずはボリビアのトラピシェ農園の生豆を使い、ウイスキー(ブラックニッカ ディープブレンド)に竹スティックをさして、熟成を1週間と2週間で試し、「からほり悠」をお借りして焙煎してみました。
上の写真は、エイジングした生豆です。
生豆の状態ですがチャフを専用研磨機にかけて頂いている豆なので扱いやすい豆でした。
使用した豆はボリビア産のトラピシェ農園の豆です。
オーブンで180~200度で10分ほど熱して、フライパンでさらに深煎りへ。
やはり手でやるとムラができやすいですね(;^_^A焙煎作業が大変なのを目の当たりにしました。
1週間熟成させた豆です。香りは珈琲?ウイスキー??といった感じです。炒り方も中煎りといった感じに仕上がりました。
2週間熟成させた豆です。こちらはウイスキーや竹(木)の香りが強く、コーヒーの香りはあまりしなかったですね。
そして試飲をしてみたのですが、改善点は多々ありますね。まずは焙煎方法です。浅炒り・中煎り・深煎りとなってしまったので、比較が難しかった。やはり家庭用の焙煎機を購入したほうが良さそうです。
味はどちらも「不思議な味」というのが、試飲してくれた人の声です。
本当に不思議なんです。珈琲と言えば珈琲だし、香りはウイスキーで風味も珈琲のようなウイスキーのような(笑)
これは珈琲のジャンルを越えた飲み物で、どちらかというとアルコールをイメージして飲んだ方が混乱を招かない??という声も。実際にウイスキーの種類や熟成度合いによっても風味も変わってきます。
アルコールが苦手な方でも、ノンアルコールなので雰囲気を楽しめることは間違いないですね。アルコール好きな方は2週間熟成、苦手な方は1週間熟成が良いかも知れません。
竹をエイジングに使う。消費量は少ないかもしれませんが、竹の活用をこれからも模索しながら貢献していきたいと思っています。竹林を活用したイベントも企画しているので学生も巻き込んで地域との交流や相互理解を深める機会を作っていきたいと思います。
珈琲は賛否あったので、次回はクオリティを上げていきたいと思います<(_ _)>