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倉敷リバティーズ公式サイト

GM日記「ストライク!の本当の意味〜どれだけ振ったのか、何を目指して振ったのか」

2023.06.21 09:19

育成世代の中で、選手の登板間隔と同じくマネジメントの大きな要素の一つがトータルの打席数と考えています。


どの年代で、その選手は何打席立っているか…選手が育つための経験値がしっかり積み重なるように、どの選手にも可能な限りチャンスを提供したいと考えています。


その観点はリバティーズに限らず、試合を多く設定しているチームも持っているものであり、何も特別な理念とは言えないかもしれません。


しかし、本当の意味で打席に立った選手に自由にスイングできるシチュエーションを提供しているか…その中身を見とっていく必要はあります。


選手に、待てのサインを出していますか?

あるいは、出されたことはありますか?


創設3年目になりますが、リバティーズで待てのサインが出たことは一度もありません。

もちろん、選手が盗塁サポートのためにヒッティングを避けることはあります。


しかし、ベンチの指示で待球作戦をとるような、待てのサインを出すことはただの一度もありませんでした。


待てのサインをかけてしまうと、いくら打席に多く立ったとしても、選手が自分で判断できるシチュエーションを提供していないことになります。


打ちたい球が来た時に、自分で判断することを許される。


その結果を自分で受け止める責任を負う。


スイングする自由を得ているのだから、その結果は全て自分のもの。


審判がコールするストライク!は、打て!という意味なのです。


だから、ベースボールは、来た球は打つ前提からスタートするスポーツなのです。


あなたは今、野球を始めてどれくらいたちましたか?


あなたが始めようとする野球は、スイングする自由を提供してくれますか?


ベンチの待てのサインで、試合に勝つことはあるかもしれません。

待つという判断を学ぶことができるかもしれません。

その価値を否定はしません。


けれど、リバティーズはその価値は後回しにします。


選手が、どれだけ振ったか。

何を目指して振ったのか。


その結果を選手と共に指導者は受け止めていきます。


そんな環境を作っています。

だから、試合の結果はすべて指導者の責任です。


選手は、プレーの自由とその結果を受け止めればよいのです。


さあ、ポニーもジュニアもキッズも野球を思い切り楽しもう!

上達のための厳しさと勇気を、己で己に課していこう。


libertyとは勝ち取った自由。

あなたの行き先はあなたが掴み取っていく、そのための環境。


ポニーもジュニアもお膳立てされた体験会はありません。

いつでも通常の練習にご参加ください。

あなたの意思でチームにアプローチしてください。


お問い合わせはcontactからお気軽に。