185. 画廊 "新潟絵屋" にて - 2023.6.21
今日 6/21 は会社の健康診断で、新潟市の市街地まで足をはこびました
健診が終わったあと、そのまま古町という昔の街並みがあるエリアにある画廊 "新潟絵屋" におじゃましました
週末の新聞の地方面で(読んだのは戻った月曜の朝でしたが)、新津出身の画家の井田英夫さんの画集が刊行されたとのことでした
井田さんは3年前に膵臓がんで亡くなって、その3回忌の命日にあわせた画集の刊行とのこと
風景のタッチが、わたしがいまこの雪国県でみているままです
やわらかくていいなと思い、新潟絵屋のHPから通販で画集を購入しました
そのとき、もしも絵屋で直接うけとるのならその旨をメモしてくれたら、料金に含まれている送料の分は、画廊にいらしたときお戻ししますとあったので、そのようにしました
今日じっさいに足を運んでよかったと思いました🍀
画廊にいらっしゃった絵屋のかたと、平日の昼間ということでわたししかいないので、お話しができました
井田英夫さんは新潟ご出身でしたが、広島の呉に拠点をおいて、絵をかいていらした
そこには、ご友人がいて遊びに行ったら気に入って、そのままそこに住んだこと
新潟での個展で、広島からくるときはかならず青春18きっぷ
寄り道しながら新潟に来ていたこと...せっかく新潟まで行くなら...とのこと
井田さんが、がんになっても、口癖の "せっかくだから..." を絶やさず、”せっかくがんになって黄疸になったのだから...” とその自画像を書いたり...
やさしいおおらかな人柄でいらっしゃったお話しを伺いました
画風のままです...
送料ぶんの返金は、いったん支払い手続き全体をショップ(新潟絵屋)の側の操作でキャンセルして、その場で画集だけの料金を直接お支払いする仕組みでした(=取り置きですね)
そしたら、わたしのオンライン支払い方法ですと、キャンセル不可でした
わたしは、それなら送料ぶんは寄付させてくださいと申し出ました(新潟絵屋は NPO 法人なので失礼ではないかなと)
そうしましたら、"あっカレンダーお持ちください" とカレンダーを頂きました
井田さんは、絵を描いたその裏にも絵を描くことが多かったエピソードにならい、こちらのカレンダーも両面印刷にされたそうです
3年前に亡くなったとき 44才...がん罹患の年齢やその時期は、わたしとほぼ同じ(実年齢が近い)...
亡くなってから知ったのは残念でしたが、ご縁を感じました