友来たる(上川)
撮影は、独りで行く場合、仲間と行く場合、家族と行く場合の3パターンがあります。今回は、古くからの友人がご来道。来ていただけること自体嬉しいですし、やはり同好の仲間との撮影は感動も倍増します。前日から乗り込んで3泊4日の長い撮影旅行になりました。花に溢れ、乾いた爽やかな空気、6月の北海道を満喫してきました。(2023/6/11-14)
かなやま湖畔の安宿が取れたので、友人来道の前日(6/11)午後に富良野入りしました。前週に訪ねたばかりなので季節感はそれほど変わりません。日曜ということで、下金山はルピナス撮りで大混雑。別の場所から撮影開始です。ここで撮るのは私一人。やってきたのはタラコさん、夏の緑に見事に調和しています。幸先良しです。
後追いで、下金山駅方面。ルピナスが見えますね。
東鹿越からの返しは、金山駅で撮りました。撮影者は3名ほど。空いています。
17時台の往復は、布部駅。先週訪問ではここは1カットのみとし、今回のために温存した場所。フランス菊もルピナスもまだまだ見頃。ここで往復撮りました。
6月の北海道を象徴するフランス菊とルピナス。寒さに強く繁殖力は旺盛な花。道端などでもよく見かけます。この布部駅周辺は花畑になっています。園芸で植えたものが野生化したものと思われます。
そして、19時過ぎの快速狩勝もこの駅で。三脚立てて構えていると、撮影者全員の携帯が一斉に鳴りました。地震です、震源地は日高沖で最大震度は5弱。我が家が心配です。地震の影響で根室線も抑止となり予定時刻になってもやってきません。諦めて三脚を畳んでいたら踏切音。タラコの後追いを、ルピナスピンで撮りました。
かなやま湖畔で泊ったので、朝一番はかなやま湖で撮るつもりでしたが、残念ながら湖面は朝からザワザワ。一発目は、定番の橋のところで。
東鹿越からの始発は、金山駅で撮りました。次の1本を布部で撮って(TOPの写真)、友人を迎えに旭川空港に向かいました。
友人と合流して、まず向かったのは美馬牛駅。駅前の雑木林が無くなって、広々と撮れるようになっていました。場所によっては、旭岳やオプタテシケバックでも撮れます。私は美馬牛小学校のとんがり屋根を入れて。「北海道の夏、開幕!」みたいな1枚。この日は日差し強く、気温は30度近くまで上昇、夏らしい日でした。
午後の根室線の運用まで、時間はたっぷり。ロケハンしながら沿線散策、国道ではメロン売りが始まっていました。
午後最初の列車は布部駅で撮ることにしました。私はいろんなアングルを撮ってきたので、広角で撮りました。
フランス菊、可愛い花です。そして逞しい花です。
明日は雨予報。晴れている今日に登ろうと、上金剛山展望台に向かいました。ここで三本、夕暮れ迫る、19時近くまで粘りました。天気良く、芦別連山もよく見えました。早苗が成長し、水鏡は無理でしたが、北海道らしい田園風景、初夏のアカシアの花も多数見られ、素晴らしい1時間でした。ここへ来てよかったです。
素晴らしい展望台を整備してくれた芦別市に感謝です。
二日目は、予報通り、雨の朝。下金山のルピナスから撮影開始です。(私が寝坊をして、
始発回送は間に合わず、東鹿越発の列車から撮影)
次はタラコさん、金山湖で撮りました。小雨模様で、しっとり夏の緑に朱色のヨンマル、快晴ではないのがかえって良かったと思います。
東鹿越で長時間停車するタラコを見に行きました。結局返しは、東鹿越で撮りました。ここもルピナスが少々。あまり撮る機会のなかった東鹿越界隈。廃線を控え良い記録になりました。
根室本線での撮影はこれにて終了。国道237号を南下し、日高線、室蘭線方面に向かいました。白老鉄日記vol.133「友来たる」でした。旅は続きます。