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「宇田川源流」【土曜日のエロ】 科学的な根拠はなくても「媚薬」となる人間心理

2023.06.23 22:00

「宇田川源流」【土曜日のエロ】 科学的な根拠はなくても「媚薬」となる人間心理


 今週も「土曜日のエロ」の日になった。やはりエロをしっかりと見極めなければならない。そのようにすることによって、様々な話ができているのではないか。人間の本質を見極めるというか、ある意味で人間のことがわかってこそ、政治の話も経済の話も見えてくるのではないか。そのように考えれば、そのさまざまな内容を知ることは、重要なのではないかと思うのである。

 さて、その前に今週何が起きたのかということを見てゆこう。

 今週話題になったのは、やはりタイタニック号であろう。この内容は事故なので多分ブログで行うことはないと思うが、実際には、かなり大きな事件である。そもそも、タイタニック号のような「歴史的に有名なものや、場所などは見てみたい」というように思う。しかし、それが深海3800メートル下ということになれば、それはかなり困難な話になる。それでも見たいというのは人間の欲望であろう。

 その人間の欲望では、なかなか大変な状況であると思うのであるが、しかし、その内容に関して「高額な料金を払ってもやりたい」ということになれば、やはり商売として成り立つのであろう。一人日本円で約3500万円を出して、深海まで潜水艦にのって見に行くということなのであろう。

 その潜水艦が行方不明になったという。まあ、その行方不明の原因も基本的にはよくわかっていない。このブログが出るころには、もう結論は出ているのかもしれないが、しかし、その潜水艦で潜水して身に行くというようなことは、そのようなリスクがあるということになる。

 逆に、人間の欲望というのは、そのようなものなのであろうということが見える。その欲望は、性的な欲望であっても先になるのである。

トカゲの「媚薬」、人気も科学的根拠は皆無 パキスタン

【AFP=時事】パキスタン・ラワルピンディ(Rawalpindi)の賑やかなバザール(市場)で、新鮮なトカゲの脂肪をサソリのオイルと香辛料で炒めた「媚薬(びやく)」が売られている。もちろん、焦げたフライパンの匂いがする黒っぽい薬には、科学的根拠は皆無だ。

 薬には、密猟された絶滅が危惧される「インドトゲオアガマ」が使われる。無残にも路上で切り刻まれ、簡素なガスコンロではらわたが調理される。

 ラジャ・バザール(Raja Bazaar)の媚薬売りの一人、ヤシル・アリさん(40)はAFPに「問題のある箇所に5滴垂らして、マッサージする」と使い方を説明した。「魔法のように精力が増強される」

 集まった客にアリさんは、「喜びと幸福」をもたらす解決策で、「鋼のように強くなる」と媚薬を売り込む。

 媚薬を30年間愛用しているという62歳の男性は「奇跡のような効果がある」と強調し、自分の精力について生き生きと語り始めた。

■トカゲ狩り

 パンジャブ(Punjab)州とシンド(Sindh)州の平原に生息するインドトゲオアガマはおとなしく、最大60センチほどまで成長する。

 密猟者はインドトゲオアガマが日光浴をするために巣穴から出てきたところを捕まえる。

 首都イスラマバードの南20キロにある村アディアラ(Adiala)に住むムハンマド・ナシルさん(25)の一族は4代にわたりトカゲ狩りをなりわいにしている。

 夜明けと共に、村を囲む平原に釣り糸で作ったわなを仕掛けに行く。「捕まえたらトカゲの背骨を折る」「弾丸のような速さで動くので、確実に逃さないためだ」

「トカゲを狩り、命を奪うことに胸が痛くなる時もある。だが、こうして生計を立ててきた」と語った。

 パキスタンでは夫婦に子だくさんを求める社会的圧力が強く、不妊は極めて不名誉なこととされている。勃起不全(ED)の治療薬バイアグラ(Viagra)は法律で禁じられていることから、いんちきな民間療法が根強い人気を保っている。

 だが、イスラマバードの臨床医アフマド・シャハブ氏は、トカゲ製媚薬の製造・販売は、極めて保守的で性的な話題がタブーとされていることに起因する人々の無知に付け込んでいると指摘する。

「全くのいんちきで、トカゲの油の効用の根拠は皆無だ」とシャハブ氏。「教育により国民の意識を変えなければならない」

■人間の欲望

 世界自然保護基金(WWF)のジャムシェド・イクバル・チョードリー(Jamshed Iqbal Chaudhry)氏もインドトゲオアガマの薬効は「完全なうそ」だと批判する。

 インドトゲオアガマは国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Red List)で「危急種」に指定されおり、「乱獲により、絶滅寸前に追いやられるだろう」と警告した。

 媚薬売りのアリさんはこれまで「何度も」野生動物保護当局に逮捕されたことがある。いつも1万パキスタン・ルピー(約4800円)以下の罰金で釈放されると、媚薬売りに戻るということを繰り返してきた。

 アリさんはトカゲを熱し、腹の脂肪を溶かす。そこに非常に高価なスパイスのサフランを入れるというが、媚薬が1瓶600~1200ルピー(290~580円)で売られていることを考えると、本当かどうかは疑わしい。

 トカゲ油は関節痛、腰痛、坐骨(ざこつ)神経痛、脱毛に効くという。アリさんは「サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ(Dubai)やシャルジャ(Sharjah)、マレーシア、アフリカ諸国にまでお得意さまがいる」と豪語した。

【翻訳編集】AFPBB News

2023年6月17日 19時0分 AFPBB News

https://news.livedoor.com/article/detail/24446194/

 新鮮なトカゲの脂肪をサソリのオイルと香辛料で炒めた「媚薬」があるそうだ。ちなみに、男性用のそのような薬で「蟻の粉」というのがあったようなか気がする。まさに、その内容が「蟻の粉」も「自然物であるから副作用がない」というようなことで、化学薬品とは異なり、人気があったような気がする。

 実際に、日本に限らず、化学薬品は副作用があるということになりかねない。しかし、自然物を持っている場合には、副作用が少ないということで蟻の粉はかなりいろいろなところで売られていた。その、蟻の粉のような内容で、トカゲの媚薬があるのであろう。

 科学的な根拠がないにも関わらず、その効果はかなりあるというのである。そしてそのことから「トカゲ狩りなどが」横行している。ちなみに科学的根拠がないのに、そのようなことが行われっるというのは、様々なところで行われている。実際に、2010年くらいに韓国では「烏の肉はダイエット食」という宣伝を行った。このことによって、ソウルでは烏の捕獲が行われ、現在ソウルではほとんど烏を見ることはない。ちなみに、烏が環境を破壊するということで、烏を減らすということのためにそのような噂を流したのである。

 さて、これはいったいどのようなことなのであろうか。

 単純に「欲望」と「心理的な内容」は、化学的な根拠はなくても効果が出てくる。まさに「エロ」などと言うものは、「心理的なもの」と「欲望」である、そのことから考えれば、エロこそが最も科学的な根拠の必要のないモノであり、それがこのパキスタンのトカゲの媚薬で見える。

 さて、この事が日本の少子化の解決方法の一つなのではないか。まさに、その少子化ということは「科学」や「経済」ではなく「欲望」と「心理的」なもので物事が決まることになるのである。つまり、日本において必要なものは、「エロ」そのものの様相であるということになる。まささにそのことが政府によって「エロ推奨」を言うようなことをすればよいのではないか。エロをどのようにして流行らせるのか。そのことが重要なのである