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定期テストの出題傾向から見えてくること

2023.06.22 16:05

この前2人の中学生の生徒さんと定期

テストに向けた直前対策をしました。

一人の子は初めて会う子。もう一人の子は

レッスンをするのは初めての子。


どちらもはじめて教える子だったので

その子が通っている中学校の英語のテストの

出題傾向や、生徒さんの前回のテストの

様子や答案を見せてもらったりして

まずは状況を確認しました。教科書と

テスト範囲だけわかってるだけでは

情報は不十分。当日その場でではなくて

事前にそういう情報をいただけるのは

大変ありがたいです。


テストの出題傾向は、いわば先生からの

メッセージ。授業中にやったことを暗記

するだけで乗り切れるテストもあれば、

受験を見据えているテストもあるし、

そのさらにうえを行く、習ったことを

自分のものとして使えるようになって

いるか、応用力をガッツリ試されている

テストもあります。そこは学校や先生に

よって全く違う。テストの出題傾向から

受け取るメッセージがわかるだけで

生徒さんたちにどんな風に英語を身に

着けて欲しいと思っているかを読み取る

ことができます。そうすると対策の仕方

や勉強の方向性なども定まっていきます。


よく思うのは、一番難しい応用力を

問われるタイプの出題は、普段やって

いることの内容理解以上のことをやっ

ていく必要があるので、英語を頑張り

たい子にはめちゃくちゃやりがいが

あると思うし、更に力もついていくと

思います。そしてそれが更に英語

上達や楽しさに繋がっていくのかなと。


でも英語が苦手/嫌いな子にとっては

その反対のことが起こりやすいのかな

と思います。挽回しずらかったり、やる

気がそがれたり、基礎だけでは太刀打ち

できなかったり、勉強量がものすごく

必要になったり、テスト直前の対策では

どうにもならなかったり。結果的に生徒

さんに「自分は英語ができない/嫌いだ/

ダメだ」という気持ちを芽生えさせて

しまう可能性がありそこは残念だなと

感じます。そうなると負のループに

はまっていきやすいなって。


でも場所や人が変わるだけで点数もやる気も

英語に対する気持ちも影響を受けます。

だからいまいる場所での状況だけで自分は

英語ができないって断定してしまうのは

ちょっと待て。もったいない。そこだけ

で判断するな。と言いたいです。


ちょっと話がそれましたが、そんなわけで

テストは先生が発しているメッセージを

どれだけ理解してそれにどこまで応えられる

かなんだなとテスト対策レッスンをして

いてかんじました。


色んなタイプの英語のテストを見てきた

けど、自分がテストを出題するとしたら

基礎力もチェックしつつ、応用力を測る

問題の割合を多くすると思います。

習ったことを基にして自分でとりあえ

ず考えてみて自分の言葉で答えてみるって

すごく大事なことだと思うので。あと

よく言われる「習ったけど使えない」

状態になるのを防ぐことができるのも

このタイプのテスト(や普段の授業)だと

思う。


回答から生徒さんが自分で考えて答え

ようとしたっていう形跡が見えれば

例え英語的には間違っていたとしても

すごく嬉しくなるし、放棄していれば

授業中どんな工夫をしたらいいのか

すごい考えるきっかけになると思う。


定期テストに関してこの投稿を書いて

いて思ったのは、英語をどんな風に

捉えているか、学習者の皆さんに

英語をどんな風に学んで欲しいか、

英語を通してどんなことを伝えたいか

は教える側として明確に自分の答えを

持ってレッスンに反映させて

いきたいということです。