大雨のあと
2018.07.07 22:29
連日の大雨のあと…
みなさんの街は、家は、ご自身は、ご無事でしょうか?
氾濫する川や崩れた道路、茶色く浸かった家や車をスマートフォンの画面で目にするたび、心を痛めています…。
まだ救助が追いついていない方々が、一刻も早く安全な場所へ避難できることを、皆さんの暮らしが一日も早く元に戻ることをお祈りしています。
誰かがどこかで苦しんでいるこんな時なのに、初めて作る絵本の題材に「雨の日」を選んでしまったことを、ほんとうは少し、後悔していました。
自分が引き寄せてしまったんじゃないかな、なんて考えました。
(天災をあやつってるって考えること自体、おこがましいですが)
この絵を見ることで誰かを不快にさせてしまうのでは、と悩みもしました。
でも、そんなこといくら考えたって、絵本の原画提出の締切はとっくに過ぎているし、ここで自分が落ち込んでいたって世界は何も変えられない。
そこで、発想を変えることにしました。
発売はまだ先になりますが、私の初めての絵本、「あめふり」で得られる収益を、何らかの形で被災地のお役に立てたいと思います。
この絵本は、大人と子供、それぞれに対して贈りたいメッセージがあります。
それは、ある意味において、今回の雨で辛い想いをされた方に届けたいメッセージでもあります。
きっとこれも、何かのご縁。
まだまだ小さなわたしですが、この小さな愛する島国に、わたしなりにできる応援をさせてください。