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KAHOU CHRONICLE

個展3日目の日記

2018.07.07 15:10

忘れないうちに日記。


●私はまだまだ群馬でお知り合いが少ないのだけど、土日は平日よりやはり3〜4倍来客が多い。

会場のチラシを見てという方や、ふらりと、入ってくださる方もけっこう居た。


●朝、ライブペインティングの音響と絵の具のセッティングをして。時間があったので、初めてのFacebookライブ配信。

見て下さった方との交流が、予想以上に楽しかった。


これ、時間を調べたら4時間までOKとのこと。太っ腹!ライブペインティングは30分くらいだから大丈夫だなと踏んで、14:00〜のそれもライブ配信してみた。


●ライブペインティングについては、配信こちら


今回は「天上の音楽」をテーマに、賛美歌のような音楽をかけて。


少し前にご縁があり私の2018カレンダーを贈ったフレンチ・カナディアンの女性が、その中の「海に生命が誕生する夜明け前」というブルーの作品にインスパイアされて、たくさんの石を使ったmalaという祈りの数珠でありネックレスを作って贈ってくれた。わたしはとても感動して嬉しかったので。

これを首にかけて、今日は即興でインスピレーションに沿って描いてみた。

今日のライブペインティング。

最初は青で意味付けをするなら、涙かな?と思ったのだが。それがほかの紫や黄色などを経て、最後はpureなホワイトになる。

人も、苦しみや葛藤を経るけれども、だんだんそれを向き合って人生でクリアしていくと、まあるくきれいなホワイトになり、天上の音楽にも通じる。

そんな感じだったかなと、描いてみて思った。


観てくださった方々に感想も聞いてみて、それも面白かった。

いらしてくださった方との写真は、相変わらず大半撮り忘れてしまったのだけど。


●今日考えさせられたこと。

そのうち今回の会場のギャラリーで展覧会をするかもという、陶芸家だという男性がいらした。

「創作ではなかなか食えない、けれど芸術をやってるからバイトしてでも安売りはしたくない」というお話をずっとしていた。


WEBで発信してみたら広く知ってもらえますよ、と提案してみるが。「もう62歳だし、HPなどはなくそうしたことはしたくない、売れなくても良い」とのこと。

「家にくれば作品があるので見れるよ」と何回も言われ。


いろいろ考えた。


・売れなくても良い、というマインドでいたら、そういう行動ー新しい技術への適応や活用の努力をしないーというを選び、そういう結果になる。


・62歳は「もう62歳」なのか?「まだ62歳」なのか?

人生100年と思えば、まだ約40年もあるよ。

とか、私の母は70代だけど、自分でHP更新してるよ。

などなど考え。


やっぱり、その人の気持ちの持ち方、マインド次第だと思った。


「歳だ」と思えばそのような佇まいや現実になるし。

「気にしない」という人は、心身のケアなどをだからこそちゃんとして、新しい学びを常にして、年齢関わらず活き活きしていて年齢不詳だったりすると思う。


・もしかしたら、お宅に伺ったら、もの凄い傑作に出会えるかもしれないけれど。

でも価値観が違いすぎるからやめておこう。

という結論になった。


この方に良かれと思って提案しても伝わらないであろう。また、私がこの方がパソコンかスマホを使いこなせるまでレクチャーするなどもむりな話である・・・。


せめて作品の写真持ち歩いてる、とかなら違ったかもしれないけれど。

なかなか、言葉だけで家に作品観に来い、は横暴な感じを受けてしまったのだった。

やっぱり人に理解してもらうには、それ相応の伝えようとする努力が必要だと思うよ。


いろいろ考えさせられたけど、そうして自己確認させて頂けた機会は、ありがたいことなのかも。うん。


●アーティストはアスリートだね、な話。

シェアオフィス関連の方が何人かいらしてくださり、ライブペインティングを観た後に、体力いるよね、アーティストはアスリートだなと思ったと、そんな感想を頂く。

日頃考えていたことなので、まさに、とお話してきた。日頃シェアする機会がなく、嬉しい。


●夕方、いらしてくださった方が素敵な写真を撮ってくださった。Instagramにアップしてくださったのがこちら。


誰かが切り取ってくれる自分の風景、はとても新鮮。

世界は人によって違って見えるのだ、ということを実感する。


●時間ギリギリに、お世話になってる創業カフェのムーちゃんが来てくださった。

2月の桐生Itoya coffee factoryでの個展の時もだけど、忙しい中いらしてくれるのが、本当にありがたい。


●その後、更にぎりぎりに、着物屋さんだという男性の方が来場。お話伺いたかったのだが、名刺交換よりもまた来てくれるとのこと。ぜひお会いしたい。待ってみよう。