絵本のなかに。

中学高校短大とキリスト教の女子校に通っていた。人と話すのが苦手でいつもうつむいておとなしかった私は休憩時間になると図書室に行き洋書の絵本を読むのが好きだった。

いま思えば、たくさんの洋書や本があって

恵まれた環境だったように思う。46年も前の

昭和のころ。

いつか絵本の店を開きたい、なんて思っていたほど絵本が大好きだったあのころ。絵本のお話のなかに入ったら淋しさが消えていきなんともいえないしあわせな気持ちになるあの感覚。

昨日家の本棚から持ってきた絵本、読むとあのころの気持ちを思い出す。やっぱりいいなと思う。