ブログ☆介護過程①情報収集
2023.06.23 10:48
アクセスをありがとうございます。
山本陽子です。
介護職以外の方に、
介護や介護保険についてお話するときに、
意外と知られていないと思うのは、
介護(サービス)が個別介護計画に基づき、
提供されていることです。
介護職は行き当たりばったりで、
利用者の生活を支えているのではないんですね。
相手のニーズに沿った計画を立てるために、
相手のことを適切に知る必要があります。
情報収集です。
80代のSさんが夜眠れないのは、
日中の活動が少ないため、
施設生活に慣れておらず緊張しているため、と、
担当者は、仮説を立て、アプローチを行っていました。
しかし、しっかり、Sさんとコミュニケーションをとってみると、
近年まで自宅で看ていた夫の介護の習慣だとわかりました。
70代のRさんが歩行器を忘れて歩き始めるのは、
認知症の記憶障害のため、
この理由だけだと思っていた介護職は、
Rさんとコミュニケーションをとることで、
「自分は歩行器がなくても歩ける」と考えていたことがわかりました。
介護職のコミュニケーションの専門性は、
認知症がある人には、閉じられた質問から始めてみる、
失語症がある人には、静かな環境を心がける、
疾患の理解や性格、好み、指向、状況などを踏まえて、
相手が話しやすくなる、話したくなるように、
コミュニケーションの方法を選べることだと考えています。
人は生きている限り、コミュニケーションを繰り返します。
人として、適度な距離感を保ち、
専門職として、柔軟な方法を身につけていきたいと思います。
訪問先施設に早く着き、散歩していたら、
猫がにゃー、にゃー、にゃー。