人工ライブロックでレイアウトを作ってみよう!
こんにちは。
AQUAMANです。
皆さんの海水魚やサンゴ水槽のライブロック(レイアウト)は自分で作りましたか?
私は今までたくさんのライブロックレイアウトを製作してきましたが、正直ちょっと難しいです。理由は、作業部屋の確保やセメントが固まるまでに作らないといけないことなど・・・意外と大変です。セメントの種類によって硬化時間が変わるのでそれを理解した上で作らないといけません。また、人工ライブロックも多めに購入しないといけないので、思っている以上に高額になる場合があります。いざ購入しても人工ライブロックが足りなかったり、多すぎたり・・・このような理由から専門ショップに依頼する方が多いです。
ですが、1度は挑戦してみたいですよね。
これから自分で人工ライブロックレイアウトを作ってみようと考えている方に用意するアイテムをご紹介したいと思います。
<用意するアイテム>
1.人工ライブロック(土台・塊状・平板用大、中、小)
2.液状接着剤
3.補助材
4.人工ライブロック用セメント
5.ゴーグル
6.使い捨てゴム手袋
7.マスク
8.ピンセット(必要に応じて)
このアイテムがあれば先ず問題ありません。
製作するレイアウトの大きさによって、アイテム(1~4)の購入数も変わります。
製作する上で「3.補助材」は思っている以上に使用します。ライブロックとライブロックの隙間に入れて固定します。ライブロック同士に隙間が多く生じると強度が落ちるので、補助材を使用することで軽減できます。補助材を使わないで「液状接着剤」だけで製作すると必ずと言っていいほど崩れます。特に盆栽風レイアウトなど複雑な形状を希望される場合は、土台とライブロックのバランスが大事になります。このバランスを保つためには強度のあるレイアウトを製作する必要があります。補助材と接着剤だけでも強固なレイアウトは完成しますが、水槽内に入れた際に経年劣化と共に崩壊する可能性もあります。その為、必ずと言っていいほど人工ライブロック用セメントを使用します。「ゼンスイ ニオス リーフセメント」や「スケーピングセメント」・「マメデザイン マメコーラルロックセメント」などがあります。最近の私のお気に入りは、マメデザインから販売されているマメコーラルロックセメント(パープル)です。セメント色がパープルで人工ライブロックの色とほとんど同じなので目立ちません。セメントをしっかり使用することで強度も強く、崩壊しないレイアウトが製作できます。
最後に注意点があります。
製作する場合は、作業部屋を確保することです。
ライブロック同士を接着する際に補助材を使い、そこに液状接着剤を使用します。その時に有毒なガスが発生します。これが目に入ると大変です。匂いもきついですし・・・最悪です。部屋の換気は当然ですが、目を保護する意味でゴーグルを着用しましょう。
液状接着剤も瞬間で硬化するので手につくと危険です。その為、使用する際は使い捨てゴム手袋を2重にして作業を行うことをお勧めします。セメントも粉末状なので吸い込む可能性があります。マスクは着用して下さい。
お子さんと一緒にやりたいと思っているお父さんやお母さんもいるかもしれませんが・・・危険ですので気を付けて下さい。
自分で製作したいけどやり方がわからない方、面倒だから製作を依頼した方、是非、ご相談ください。コメントお待ちしております。