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Atlanta Life ~via Belgium~

坂の街、サンフランシスコへ!

2018.07.08 04:37

先週末、3泊4日で友人とサンフランシスコに旅行に行ってきました。アトランタからは西方面に飛行機で4時間半、なかなかの距離。時差もなんと3時間もあります。以前、テレビでサンフランシスコの旅番組をたまたま見て、それ以来ちょっと気になっていて、今回友人が日本からサンホセに2カ月来ていたのをきっかけに遊びに行ってきました(サンホセからサンフランシスコは車で1時間ほど)。

正直言っていつも私はあんまりアメリカに期待してないんですが、サンフランシスコはアメリカということを抜きにしても抜群に良いところでした。私がこの1年ですっかりアメリカナイズされたのかもしれませんが、断トツでお気に入りの場所になりました。1年を通して気候が穏やかというのもお気に入りポイント。夏だって最高気温は20度ちょっと。地獄のような暑さのアトランタから逃れて本当に快適でした。あと人種構成がバラエティに富んでいるというのも居心地が良かったです。白人比率は半分くらい、その次に多いのはアジア系で約3割。アジア系はアメリカ全体の人種構成では5%くらいなので、いかにサンフランシスコにアジア系(特に中華系)が多いか分かると思います。タクシーの運転手やホテルのフロント係もアジア系が多かったです。

<中華街と坂。横断歩道も中華風でした>


サンフランシスコはとにかく物価が高くて、家賃なんて月3~4000ドルします。アトランタの軽く倍。高過ぎて大変なのでみんなルームシェアして住んでいるよう。一人当たりの占有面積で言うと、狭い東京の家に匹敵しそう。サンフランシスコのホテルも他の州より高かったけれど、食費に関しては若干高いかな、といった印象でした。これで物価が安ければここに住んでしまいたいなぁ。


友人の案内と、入念に予習をしていったおかげで、とても効率よく観光できました。サンフランシスコと言えば、海沿いのシーフードレストランやショッピングモール、世界で一番美しいと言われるゴールデンゲートブリッジや(この橋以外にも素敵な橋は多い)、アジア外で最大の中華街、そして急峻な坂。

私が一番気に入ったのは何といっても「坂」。ほんとに坂だらけなので、この坂がいいとか特定の坂はないんですが、街全体の坂のある風景がとても気に入りました。坂の上を走るケーブルカーや路面バス、そして坂沿に建つビクトリア様式のカラフルで可愛い家たち。ポルトガルのリスボンもそうですが、坂のある街ってもう無条件に素敵ですよね。

私が魅了された坂の写真をいくつか載せておこうと思います。

<とある坂の頂上から。奥にはサンフランシスコ名物の霧も見えます。内陸の温かい空気が、寒流が流れる海側に流れる際に空気が冷やされて霧が発生するそう。ちなみに車に乗っている時はジェットコースターに乗っているようでした>

<こんな坂がいっぱい。路上駐車も一苦労。さすがに縦列駐車ではありません>

<ここに住んだら足腰が鍛えられそう!>

<坂の多いサンフランシスコにはかかせない路面バス>

<見上げると路面バスの線が。

出窓が多いのもサンフランシスコの家の特徴です(写真右)>

<ロンバードストリートという有名な坂。

坂が急なのでジグザグにして角度を緩和しています>

<ダウンタウンにて。やはりここも坂。正面に見えるのはケーブルカーです>



坂の写真ばかりになってしまったので、次回はもうちょっと旅行の話を書こうと思います。

今回は、私が写真の分野で一番好きなストリートフォトグラフィーも沢山撮れたし大満足。ちなみに急峻な坂が続いている様子は望遠レンズの圧縮効果を使って撮ると分かりやすいです。

坂の角度を表現するために、横から家を正面に撮るときは(上に載せている車が家の前に停めてある写真)、レンズの構造で家の線が歪むので、歪み補正をすると綺麗になります。カメラの面でもいい被写体が多く、とても勉強になる旅でした。

サンフランシスコ、とても気に入ったので次は夫を連れて行きたいなぁ。