Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

みーちゃん

ジョーク☆

2018.07.08 16:06

聖なる山アルナーチャラには、

物乞いの人たちがいる。

そんな彼らに、

「プラサード(神からの恵み)」と言いながら、

ときおり小銭を渡すのだけれど。


ある日、西洋人のおじさんにいきなり、

「なんでこの人にお金をあげるの?

 これ(物乞いの仕草)はジョークだよ」と、声をかけられた。

見るからに裕福そうな感じが漂っている。


おじさんのからかい口調にカチンッときたわたしは、

そこからおじさんとのバトルがはじまった。

普段は温和なわたしだけれど、

偉そうなものには、

反抗的になってしまうクセがある。

からかい続けるおじさんに、

精一杯の英語力で刃向う。


しばらくやりあううちに、おじさんが突然、

「きみってチャーミングだね。僕と結婚しようよ」と言い出した。

呆れ返ってあんぐりしたわたしは、

「ノー。わたしもう結婚してるから」と、嘘で即答。

見透かしたおじさんが、「嘘だね!誰と?」と聞く。

「神様よ」と気取って答えると、

「(プッと吹き出して)実は僕も結婚してるんだ。彼女が奥さんだよ」

と、数メートル先の岩に座ってる、女性を指差した。

「えええーーー!!!」思いもよらない展開。


こんな会話を聞いてずっと待ってたのか!と思ったら、

「知らなかったの。ごめんなさい!」

と、奥さんに謝ってしまった。

奥さんは、こちらこそごめんなさいね、と、

おじさんを連れて行ってくれた。

うれしそうに手を振るおじさん…。


そのあと何回か顔をあわすたびに、

「そろそろ僕と結婚する気になった?」とか言うので、

心底嫌そうな顔をして見せたりしていた。


そんなご夫妻は、

山の動物たちのために、

5リットルのペットボトルを両手に持って、

飲み水を運んであげたりもしていた。

(その頃、水不足が続いていたので)

その山は修行やお参りに来る場所なので、

やっぱりただの冗談おじさんじゃなかったかーと思った。


あれから一年半。

はじめてのお見合いをしてみて、

「自分の中身って、

 どんな成分でできてるかなー?」と考えてみた。

お坊さんに動物をミックスしたような感じ?


あの時なんの気なしに、

神様と結婚してるって言ったけれど、

あながち間違ってなかったかも。

いつかわたしにも、

人間と結婚する日がくるのだろうか?


うーーーん、謎。

人生はまだまだつづく…



写真は、

「何かいいものない?」と

鞄を開けにきた小猿に、

「食べ物は何も入ってないよ」と見せたら、

「なーんだーハズレ〜」、

と帰っていくところ。