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kojinkai

感情・理性から出発する。

2018.07.09 14:31

人は、基本的に何も感じず、何も考えない場合

行動を起こすということはできません。


小学4年生たちと物語文を読みました。

今回も字数制限なしの記述問題があり、

ホワイトボードにポイントをまとめます。


小説の読解を行う上で、人の様子が変わったり

行動を起こしたりするときには、必ず

その動機が必要になり、そこを問われることが

非常に多いです。

人の心の細かな変化に触れながら

主題を読み取っていくところに小説読解の

面白さがありますから、主題へたどり着くために

まずは登場人物の心の動きをしっかりと

捉えていく必要がありますね。


しかも、難しい問題になってくると、

”嬉しい”とか”悲しい”とかいう直接表現が

なくなってくるので、自分で感情語を使って

説明をしなければならないのですが、

微妙な感情表現の差異について正確に説明するためには、

しっかりとしたボキャブラリーが必要になってきます。

普段からどれくらいの

語彙に触れているかということも大切になってきます。



しかし、今回はその記述を除けば、あっという間の

全員全問正解でした。。。

読み取りが正確になってきており、力がついてきているのを

だんだんと実感できるようになってきており、

そのまま3年下、4年上、4年下・・・と連続的に

カリキュラムを駆け上っていき、国語の力をしっかりと

育ててゆきたいと思います。