不思議ツアー・イギリス 「地球のはじまりno.2」

35億年前 ゲート

この手前までは命のない世界

この辺りから バクテリア が生まれた。

生命の誕生を祝って♪

バクテリアはまだ遠くに広がることはできない。

海の近くにある酸化硫黄。

彼らは初めての光合成を始めた。

太陽の力を使って、硫黄と酸化硫黄で光合成をしていた。

まだ太陽の力で水を分けて、光合成することはできなかった。

まだそれは不可能だった。

それをやれるまでにここからまた長ーい時間がかかる。

29億年前。

大切な瞬間。

たった１つのバクテリアが太陽の力を使って、水を使って光合成をする方法をあみだした。

それを他のバクテリアに遺伝子伝達した。

遺伝子情報の水平な受け渡しをした。

しばらくすると、海が 水から光合成できるバクテリアで覆い尽くされた。

そのバクテリアたちが 空気中にある二酸化炭素を吸って、 酸素を作り出していった。

地球の温度は 少しずつ温度が下がり寒くなって、地球はアイスボールになる危機を迎えた。

しかし、それは起こらなかった。

海の底にそれを分解し、 また二酸化炭素を出し、地球が凍ってしまうのを防いだ。

海の中には2つのレイヤーがあり、1つは地球を温めるレイヤー。

1つは地球を冷やすレイヤー。

だから、ここが 「ガイア」の誕生。

ガイアとは生きた地球。

まだ植物も動物もいないバクテリアだけの世界。

まだ大陸もなかった。

続く