サーファーへの100の言葉 No.003
本日はマリア(台風8号)の恩恵を受けに
朝一でサーフィンに向かいました。
名前通りのとても優しい波質で心も体も緩めてもらうことができました。
朝一番はこんなぐらい割れるのか!割れるのか?
のような雰囲気でしたが、
30分もすればあっという間にワイキキビーチのような雰囲気に
でも、人の数もあっという間にワイキキビーチ並みに・・・
混み合って、取り合って、避けあってのKTY
そんな感じになってしまったので、早々と退散してまいりました。
サーファーへの100の言葉 No.003
I'd come all this way, all these years, for this moment.
俺はこの波に乗るために生きてきたんじゃないのか?
ー Greg Noll/グレッグ・ノール ー
ロングボード最後の日をご存知だろうか?
ショートボード革命が1967年に起きたと言われる一方で、
ロングボード終焉の日は1969年と言われている。
ランス・カーソンは1970年代に入ってもロングを削り続け、
マリブでサーフィンをしていた続けていたにも拘らず、
1969年が終焉と言われる訳は、
一人のヒーローが海から消えた事が大きかった。
彼の名がグレッグ・ノールである。
言わずと知れたベルジー・ツリーの一人、
20世紀を代表するビッグウェーバーの一人でもある。
シェイパーとしてだけではなく、
ビジネスマンとしても才能を発揮していたグレッグ・ノ-ルは、
サーフィンにおいても素晴らし経歴の持ち主である。
彼を一躍有名にしたのが、ジョン・シーバーソンが撮影したこのショットである。
ビッグウェンズデーのオープンニングにも使われたこのショットは、
1969年の伝説を。一際大きいものにした。
1969年、ワイメア・ベイに訪れた30フィートの波に
立ち向かったグレッグ・ノールは、その後、突如として海から消えた。
その後は北米に移住し漁師へと転身。
これがロングボードの終焉の日なのだ。
今もグレッグ・ノールは北米で漁師として働きながら
息子にロングボードのシェイプを伝えている。
その姿は映画「One California Day」の一幕に収録されている。