家の顔

週に一度、ジムのヨガに通っています。その道沿いにあった古いアパートが取り壊され、そのあとに数軒の戸建てができました。

新居の玄関先には、お祝いでいただいたのか、それとも住人が買いもとめたのか、寄せ植えの鉢が置かれていました。私も好きなその花は白っぽい外観に薄紫色が映え素敵でした。

でもこの春は早々に夏日が続き、翌週にそこを通るとすっかり枯れていました。

次の週も、またつぎの週も枯れたままの鉢植えは置かれたままでした。

せっかくの新築の前に枯れきった鉢。残念に思いましたが、ピンポーンとして、「あれ片付けた方がよいですよ。」なんてやってしまったら、私はかなり変な人でしょう。。。

2ヶ月以上たったでしょうか。その枯れた鉢の横に仲間の鉢が加わりました。

しかしバーコードシールが貼られたままのプラスチックの鉢。私はまた残念な気持ちになりました。

玄関先はその家の顔に例えられます。

美しく整えられた玄関先には自然と視線がいくように、幸運も吸い寄せられてやってきます！

他の部屋が散らかっていて掃除が行き届かなくても、玄関だけは常にきれいにしておきたい場所です。

お花好きが高じて、つい玄関前にたくさん並べ、通りづらそうな玄関も見かけます。

出入りはしやすいようにしましょう。

塀の上に置かれた鉢も落下しそうで不安を感じさせる例もあります。これもお花好きな住人にやってしまいがちかなと思います。

お花は確かに明るいエネルギーを発し招いてくれますが、機能性と安全性が欠けてはいけません。

ぜひ、ちょっと気をつけて、ちょっと美意識をもって、我が家の顔を整えてほしいなと思います。

（写真 フィオーレの森）