ZIPANG-7 TOKIO 2020 街~「いで湯と陶芸のふるさと」としての認知度向上と観光周遊へつなげる為に~【佐賀】
佐賀「武雄温泉物産館」が国道34号線沿いの外構部に 伝統陶芸“武雄焼”のランプシェードを設置
星野窯
佐賀県で地域密着型のお土産店を経営する「武雄温泉物産館」(運営:武雄観光物産株式会社、本社:佐賀県武雄市)は、地元の伝統陶芸“武雄焼”の認知度向上と観光周遊を促進するために、国道34号線沿いの外構部に、窯元による武雄焼のランプシェードを設置しました。
ランプシェードライトアップ
ランプシェード(昼)
■設置に至った背景
武雄市は「いで湯と陶芸のふるさと」として親しまれてきた場所であり、その特色ある陶芸文化“武雄焼”のさらなる認知度向上を目指しております。そこで交通量の多い国道34号線沿いに位置する武雄温泉物産館の外構部分に「武雄焼」のランプシェードを設置することにより、“武雄焼”の窯元の作品を身近に鑑賞できるようにしました。
くろかみ窯
現在6窯元11作品を展示しており、最終的には9窯元15作品を展示予定です。各窯元さんへ作成にあたり、武雄の特色を出して欲しいと要望を出しており、武雄の楼門や温泉マーク、西九州新幹線など武雄らしい彫りが楽しめます。
全ての作品は10月頃には設置する予定です。
武雄の大楠、武雄温泉楼門、流鏑馬の彫りで作成中の「康雲窯」
さらに展示しているランプシェードには作品を作成した窯元の紹介プレートを設置しており、窯元の情報とHPやSNSにつながる二次元コードも記載しております。これにより、観光のお客様は二次元コードをスキャンすることで、その窯元の詳細情報を得ることができ、窯元へ直接足を運ぶことを通して、武雄の魅力を多くの方に体験していただくことが可能となります。
■参加窯元
・東馬窯
・亀翁窯
・星野窯
・くろかみ窯
・巧工房(あかりセラピー館)
・綿島康浩陶工房
東馬窯
亀翁窯
綿島康浩陶工房
巧工房(あかりセラピー館)
<いで湯と陶芸のふるさと 武雄市(たけおし)>
武雄市(たけおし)は、佐賀市と長崎県佐世保市の中間に位置する市です。平成18年3月1日に、旧武雄市、山内町、北方町が合併して誕生し、9つの町(武雄町、橘町、朝日町、若木町、武内町、東川登町、西川登町、山内町、北方町)から成っています。
開湯以来1300年の歴史を誇る武雄温泉が有名で、温泉のシンボルである楼門は、日本銀行や東京駅の設計を行った有名な建築家、辰野金吾氏が設計し国の重要文化財に指定されています。
また、武雄に来たら焼き物は外せません。
武雄のやきもの“武雄焼”は、文禄・慶長の役の頃、武雄領主が連れ帰った深海宗伝らによって武内町を中心に生産が始まりました。
現在、市内にはおよそ90軒もの窯元があり、土味を生かした茶系統の「陶器」と白く輝く「磁器」とに大別される、伝統的な技法とそれぞれの窯元の個性を生かした多様な作品を生み出しています。
■武雄観光物産株式会社について
当社は武雄市や佐賀県、西九州のお土産を取り揃えている大型お土産店「武雄温泉物産館」を経営しています。
お土産だけでなく地元野菜の直売所や生花、精肉、手作りお菓子、レストラン部門があり地元の方から観光のお客様も楽しめる地域密着型お土産店です。
地産地消を心がけており、季節に応じて様々な商品を取り揃えています。
■会社概要
商号 : 武雄観光物産株式会社
所在地 : 〒843-0023 佐賀県武雄市武雄町大字昭和805
代表者 : 代表取締役 大渡 利彦
設立 : 1998年9月4日
事業内容: 小売、飲食
資本金 : 2,700万円
鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使
協力(順不同・敬称略)
一般社団法人 佐賀県観光連盟
〒840-0041 佐賀県佐賀市城内1丁目1-59 TEL: 0952-26-6754
紅山子(こうざんし)
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アーカイブ リンク記事をご覧ください。
佐賀 武雄「霧の御船山楽園」
御船山楽園名僧行基が御船山に入山し、釈尊像三体をはじめ、羅漢像五百体を彫り洞窟に安置
森の中には、超自然的に積み重なった巨石の磐座(いわくら:日本に古くからある自然崇拝(アニミズム)の一種)であったであろう祠がまつられています。7世紀頃、日本独特の山岳宗教を創始した役の行者小角(えんのぎょうじゃおづぬ)が、屏風岩(びょうぶいわ)全面に彫ったとされている高さ23mの巨大な不動尊像が、御船山の岩壁にありまた、後に奈良の大仏をつくる名僧行基が、約1300年前に御船山に入山し造園以前からある樹齢300年の大楠。を彫ったとされており、森の中の洞窟の岩壁には、行基が直接彫ったと伝えられる仏が今も残っています。森の境界には、塚崎城石門という城跡などもあり、森や森の境界には、様々な遺跡が残っています。
我々は、長い長い時の境界のない生命の連続性の上に危うく奇跡的に存在。しかし、日常では、なかなかそれを知覚することが難しい。人間は、自分の人生より長い時間を認知できないのだろうか・・・。時間の連続性に対して認知の境界があるのかな~。
ZIPANG-3 TOKIO 2020 国指定記念物 御船山楽園・武雄「伝統の和と異次元の空間が交差する!」
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/7246259
鹿島市浜中町八本木宿伝統的建造物群保存地区
浜中町八本木宿地区は、浜川左岸に位置し、長崎街道のひとつ多良海道が町の中央を通っています。江戸中期頃から酒造が次第に盛んになり、江戸後期には十数軒の酒屋がありました。多良海道を中心に両側町をつくり、近世後期から昭和に至る様々な時代の多様な建築が残り、豊かな町並みを創り出しているのです。
歴史的風致維持向上計画とは
「歴史まちづくり法」は、地域の歴史的な風情、情緒を活かしたまちづくりを支援すべく平成20年5月に公布され、同年11月に施行されました。
この法律は、我が国固有の歴史的建造物や伝統的な人々の活動からなる歴史的風致について、市町村が作成した歴史的風致維持向上計画を国が認定することで、法律上の特例や各種事業により市町村の歴史まちづくりを支援するものです。
浮⽴と獅⼦舞にみる歴史的⾵致
⾯浮⽴や鉦浮⽴、獅⼦浮⽴、⼀声浮⽴といった浮⽴や扁平な⾯が特徴的な獅⼦舞が市内に広く継承されています。浮⽴や獅⼦舞は各地区の神社に奉納されるだけでなく、市街地や⽥園⾵景を背景に巡⾏します。こうした祭事の光景は豊かな⾃然と各地区の伝統を反映したハレの⽇の歴史的⾵致を伝えているのです。
獅子の踊りで、誰もが思い浮かべるのは、「獅子舞(ししまい)」でしょう。
獅子舞は全国にあり、その種類も非常に多いものです。佐賀県内にもたくさんの種類の獅子舞が伝承されています。これほどまでに全国に獅子舞が多いのはどうしてでしょう。古くから日本では猪や鹿などの野獣を一般的にシシと呼んでいて、精霊が田畑を荒らさないように願いを込めて、シシ舞を神に奉納する習わしがありました。つまりシシは鬼と同じで悪の化身だったのです。
ところが大陸から伎楽(ぎがく)の獅子舞が伝わり次第に普及してきました。伎楽の獅子は霊獣として敬われています。
その後、この伎楽の獅子舞が、わが国在来のシシ舞と合わさって、神楽を始めさまざまの芸能に分かれ発展したために、獅子が悪疫や災禍を払う霊獣として敬われ、全国にさまざまな獅子舞が広がるようになりました。
佐賀県内には大神楽系統、伎楽系統、散楽系統、浮立系統の獅子舞のほか、鎮魂的な素朴な獅子舞があります。鹿島には浮立系統の獅子舞(獅子浮立)と鎮魂的な獅子舞があります。獅子浮立は鎮守神社に奉納される「嘉瀬浦獅子浮立」が1ヵ所、獅子舞は6ヵ所に残り、松岡神社・三嶽神社・琴路神社・五の宮神社に奉納されています。
ZIPANG-3 TOKIO 2020 ~ 伝統的建造物群保存地区 ~「佐賀県鹿島市の歴史的風致維持向上計画を認定」
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/5957664
訪れて「ととのう周辺スポット」
安来周辺「清水寺」
587年に開かれた天台宗の古刹であり、十一面観音様をご本尊とする厄払いの寺。
5万坪余りの境内には、国や県の重要文化財が数多くあります。また、山陰唯一の三重塔は登ることができ、全国的にも珍しいとされています。
春の桜、夏の新録、秋の紅葉、冬の白雪と四季折々の表情を見せてくれます。松や杉の木立ちの中、山門を通って進む石畳の道も趣があります。座禅や写経体験も行う事ができ、普段の喧騒から離れて、心穏やかな時間を過ごすことができます。
清水寺境内にある「紅葉館」
清水寺境内にある老舗旅館。もともと寺坊だった歴史を持つ紅葉館では、継承されてきた本格精進料理をいただくことができます。精進うなぎ蒲焼きや精進いか刺しは、本物と見間違うほどで、目でも楽しませてくれます。
それぞれの部屋は境内に向かって窓が大きくとってあり、広大な境内を借景に、優美な姿を見せる三重塔が望めます。また、夜には三重塔がライトアップされ、日中とは違った顔を見ることができます。幻想的な景色を眺めながらいただく料理は贅沢そのもので、きっとご満足いただけることでしょう。
ZIPANG-6 TOKIO 2020美肌の湯を100%使用した水風呂で神々の国ならではの「心も体も ととのう旅」を!
https://tokyo2020-6.themedia.jp/posts/32567489
嬉野の茶畑
佐賀について
日本列島の南西部に位置する九州。その九州北部にある佐賀は、東は福岡県、西は長崎県に接しています。北は玄海国定公園に指定された風光明媚な海岸線を誇る玄界灘に面し、南には最大干満差6mの広大な干潟の広がる有明海に接した肥沃な佐賀平野が広がっています。のんびりとした田園風景が広がる農業や水産業の盛んな県です。佐賀には世界的に有名な陶磁器、豊かな自然に育まれた高い品質の食べ物、のんびりとくつろげる温泉やお祭りなど歴史的な伝統ある豊かな文化など魅力的な見どころがたくさんあります。
ZIPANG-2 TOKIO 2020~ 神功皇后が名付けた『嬉野』~速報「“うれしの茶寮「ochaba」“を六本木に期間限定オープン ! お茶 やきもの 温泉は嬉野の三種の神器⁉ (前編)」
https://tokyo2020-2.themedia.jp/posts/5134964
六華苑 春
コンドルは教育者として辰野金吾、片山東熊などの建築家を養成
六華苑は、日本の山林王・二代目諸戸清六氏の邸宅として大正2年(1913年)に完成しました。
鹿鳴館を設計したイギリス人建築家ジョサイア・コンドルによる四層の搭屋を持つ洋館と和風建築及びその前庭の池泉回遊式庭園などがあり、和洋の様式が調和した明治・大正期を代表する貴重な建物として国の重要文化財に指定されております。また、庭園は一部を除き平成13年に国の名勝に指定されました。
揖斐・長良川を望む18000平方Mあまりの広大な敷地に創建時の姿をほぼそのままに留めている貴重な遺構です。
現在は、一般公開され、人々が語らい、憩い、交流する空間として、また、文化を創出する空間として多くの観光客でにぎわっています。
六華苑 和風建築
イギリスの建築家。明治10年日本政府の招聘に応じて来日、工部大学校造家学科の主任教授となり、日本に初めて本格的なヨーロッパ建築をもたらした人物として知られています。
コンドルは教育者として辰野金吾、片山東熊などの建築家を養成する一方、工部省営繕局にも出仕し、上野博物館(1881年、現存せず)や鹿鳴館(1883年、現存せず)などの設計にたずさわり、日本近代建築界の父とも呼ばれました。
明治23年に官職を離れた後は、東京に建築事務所を開設し、大正9年に日本で死去するまで建築設計を続けました。
日本でコンドルが独自の折衷主義をふまえた多様な様式で設計した建築は70近くにも及びますが、現存する主なものとしては、ニコライ堂(重文、1891年)、岩崎久弥邸(現司法研修所、重文、1896年)、岩崎家高輪邸(現関東閣、1908年)、三井家網町別邸(現三井倶楽部、1913年)、島津忠重邸(現清泉女子大、1915年)、古河虎三郎邸(現大谷美術館、1917年)があります。
また、日本建築、日本庭園、生花に関する論文によって欧米にもその名を知られています。
六華苑 冬の雪 コンドルは独自の折衷主義をふまえた多様な様式で設計
ZIPANG TOKIO 2020「名勝『六華苑』 の 四季 国重要文化財」
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