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「宇田川源流」【現代陰謀説!】 ワグネルの反乱でロシアはどう変わったのか?

2023.06.29 22:00

「宇田川源流」【現代陰謀説!】 ワグネルの反乱でロシアはどう変わったのか?


 毎週金曜日は「現代陰謀説」をお届けしている。さて今回は「ワグネル・プリゴジンの反乱」についてお話をしてみたい。といっても、この内容に関しては来月のオンラインサロン「陰謀渦巻く世界情勢の中であなたが生き残る方法」(https://lounge.dmm.com/detail/2838/)でかなり詳細に、ロシアのウクライナ情勢や今回のワグネルの内容、そして、私が取材したロシアの国内の様子などをお話したいと思う。

実際に、私は全体を通してウクライナ情勢に関してはあまり詳しく書いていないところがある。それは、私自身がウクライナの特に東部の情勢にはあまり詳しくないということがあり、また行ったことがないので、書いていてもイメージがわかない。また、何か取材をして話を聞いても、その内容が正しいかどうかは不明なのである。

実際に話を聞いた場合、当然に、我々の考え方はその国の国民性や宗教、民族から、その場にいる当事者を想定し、その当事者をブラックボックスとして、ある事象を加えたら、その事象がどのように変化をするかというサンプリングを行う。例えば、財布が落ちているとする。日本人であれば、高い確率で警察に届けるが、某国の場合は、高い確率でそのまま自分の者にしてしまって中身を盗む。そしてもっとひどい国の場合は、そこにあるクレジットカードなどをあくようする。もっとひどい国の場合は、そこの中に書いてある資料から、住所などを特定し強盗に入るというような形になる。例としてはあまり良いものではないかもしれないが、国民性または経済による貧しさなどから考えれエバ、そのような内容が出てくることになるのではないか。そして、そのような国民性というブラックボックスを考えて、報告に来たものを理解し、またはそのブラックボックスと異なる行動をしている場合には、質問をするというようなことを繰り返して、物事を判断するのである。

しかし、ウクライナの場合はそのブラックボックスとしての国民性が頭の中に無い上に、地域性もわからないので、報告や聞いた話を真に受けるしかない。その状態で、物事を判断して、ここに書くということはなかなか難しいのではないか。ましてや日本人は戦争を経験していないので、戦争になった場合、他国が突然攻め込んできて、文化や生活を強制し始めた場合、どのような行動になるのか、平時とどのように変わるのかということは全く見えていないということになるのである。

ワグネル モスクワを目指し北上か 「露南部の主要都市を掌握」と宣言

 ロシア情勢が緊迫しています。ロシアの民間軍事会社ワグネルは24日、南部の主要都市を掌握したと宣言しました。プーチン大統領は「反乱」だとしてこれを鎮圧する方針ですが、ワグネルの部隊はモスクワを目指して北上している可能性があります。

 民間軍事会社ワグネル・プリゴジン氏「空港を含めてロストフの軍事施設を掌握した」

 プリゴジン氏はさらにロストフナドヌーにあるロシア軍の南部軍管区司令部を占拠し、町を事実上統制下に置いたと強調しています。

 また、ロイター通信はモスクワから南におよそ500キロに位置するボロネジを、ワグネルの部隊の車列が24日午後に通過したと報じました。戦車も運ばれていたということで、ワグネルの部隊がモスクワに向かい北上している可能性があります。

 ボロネジ近郊でロシア軍のヘリコプターがワグネルの部隊に攻撃を加えたほか、AP通信はボロネジで石油貯蔵施設が炎上していると報じています。

 こうした中、モスクワなどでは警備が強化され、軍用車両が目撃されるなど、緊張感が高まっています。

 ワグネルはロシア軍と協力関係にありましたが最近は関係が悪化し、プリゴジン氏は23日、ロシア軍から攻撃を受けたと主張した上で「全力で対抗する」などと報復を宣言していました。

 プーチン大統領「我々は裏切りに直面している。ロストフナドヌーの状況を安定させるために徹底的な行動を起こす」

 プーチン大統領はワグネルの行動を「反乱」だと非難した上で徹底して抑え込む姿勢を強調しました。ロストフナドヌーはウクライナ国境に近いロシア軍の拠点で、アメリカの戦争研究所はウクライナ侵攻の戦況に「重要な影響を与える」と分析しています。

2023年6月24日 22時1分 日テレNEWS

https://news.livedoor.com/article/detail/24488767/

ワグネル進軍、歓迎するロシア住民

 【AFP=時事】ロシア軍指導部の打倒を宣言した民間軍事会社ワグネル(Wagner)は24日、首都モスクワへと向けた進軍を停止した。一時掌握していたロシア南部軍管区司令部などが置かれるロストフ(Rostov)州の州都ロストフナドヌー(Rostov-on-Don)では、地元住民から歓迎される様子が見られた。

 ワグネル隊員は地元住民と言葉を交わした他、写真撮影にも応じていた。また、ワグネルのロゴが入った旗を掲げ進軍を歓迎する男性や、隊員と抱擁を交わす少年の姿もあった。

 創設者エフゲニー・プリゴジン(Yevgeny Prigozhin)氏は24日、部隊が「発砲を伴わずに」南部軍管区司令部に入ったと明らかにし、地元住民の支持も得ていると主張していた。

【翻訳編集】AFPBB News

2023年6月25日 10時55分 AFPBB News

https://news.livedoor.com/article/detail/24490391/

 さて今回の事件の内容に関しては、あまり詳しく話をする必要はないのではないか。昨年の後半から、徐々にワグネルがウクライナ侵攻に対して問題視をするようになり、その創設者のプリゴジンがあからさまにロシアの国防相やプーチン大統領を否定するような動画を出し始めた。

その内容に関しては様々な内容があるが、個人的なものというよりはウクライナ侵攻に関する嘘ということが出てきているのではないか。そのように考えた場合、基本的にはプーチン大統領の政策そのものを完全に否定してしまったということになる。今まで「戦争反対」と言っただけで逮捕拘束してきたプーチン大統領が、今回のンプリゴジンの乱でワグネルを許せば「強い相手には何もしなくなる」ということにしかならず、ロシアの国民の多くの人の信用を失うことになるのではないか。特にワグネルの場合は「敵前逃亡」「軍令違反」があり、そのうえ、「契約違反」までついたうえでの政権批判となる。これでは大変困ったものであろう。

そのうえ、プーチンからしてみれば、自分よりも人望があり国民的な人気があるというようになってしまった場合、その内容は基本的には性的という立場になりかねない。そのうえ、プーチンの秘密を多く握っているということになるのであるから、始末に負えないのではないか。身近にいたものが謀反を起こした場合、そして裏切り者である場合、もともとの政敵ナワリヌイよりもはるかに手ごわい相手になる何しろプーチン自信の弱点を最もよく知っているうちの一人であることは間違いがないのであるから、それを敵対するということはあまり良いことではないのである。

さて、今回は、「オンラインサロン」に譲るために、ここに、問題点だけを挙げて終わりにしてみたい。

まずは「何故プリゴジンは反乱を起こしたのか」。この質問には「なぜ今なのか」「何故ロシア南部なのか」ということも挙げられる。

次に「何故プリゴジンは途中でやめたのか」ということが上げられる。そのままモスクワを攻めてほしいと思った人も少なくないのではないか。まさにそのようになったばあ、もっと言えば「ロシア軍VSワグネル」という戦いを見たかったというような、まあ、不謹慎な人も少なくなかったし、そのようにしてプーチン政権が崩壊した方が良いと思う人も少なくなかったのではないか。

そして、「この後プーチンはどうするのか」「この後ワグネルはどうなるのか」ということも気になるところである。そしてもう一つは「ベラルーシのルカシェンコはなぜ仲介をしたのか」と言ことも気になるところであろう。

そのうえで、「今後ウクライナ戦争はどのように変化するのか」ということが、最も気になるところである。

これ等に関しては、他の独自情報も含めて、オンラインサロンでご報告させていただこうと思う。

興味のあるかたはオンラインサロン「陰謀渦巻く世界情勢の中であなたが生き残る方法」(https://lounge.dmm.com/detail/2838/)でお会いしましょう。