'23 帝王賞 / メイショウハリオ（浜中）

「二度目は、小細工無用」

技ありで勝利した、一度目。

そして今宵。

若武者の斬撃を真っ向から受け止め、力で断ち切った。

この対比こそ、円熟味を増した強さの証明。

2分1秒台の勝ち時計が、説得力を高める。

この御仁、器が違う。

レース史上初の連覇達成。

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［補足1］

昨年の帝王賞。

他馬を前に行かせ、自身は脚を溜める技を披露したメイショウハリオ。

今年の捻じ伏せた勝ち方とは、対照的でした。

［補足2］

帝王賞の勝ち時計、2分1秒台。

46回の歴史で、この領域に到達したのは本馬を入れて、僅か2頭のみ。

2分2秒台ですら、3頭しかおりません。