トランペットケース
先日「トランペットケースについてご意見をお聞かせください」という記事を書きまして、ツイッターでもアンケートをお願いしました。
デザイン的にも気に入ったので、こちらを購入しました!
bamのダブルケース!
デザイン良いですよね。オレンジ色好きとしては、この部分とかたまらない。
bamは弦楽器の人もユーザーが多いので、安全性も信頼できるであろうということでこれに決めました。
フタのところがA4サイズの楽譜も入るようになっているのも便利ですね。
マチがとても広いので、ミュートとか厚みのあるものも入ると思います。
しかも背面のチャックを開けると、ケース全体を包めるレインカバーが入っています。これはとても良心的。
ケースって雨に打たれてしまうと楽器は守られていたとしても、ケース表面がビショビショになってしまい、クッション材が不衛生になるような気がしていたので、これはとても嬉しい配慮ですね。
スッポリ。
こうしたケースの場合、ほとんどの方はリュック状で使用すると思いますが。背面のチャックにこのように収納されています。
そして下のマジックテープを開けるとこのようになっていて、
お互いを接続すればすぐリュックになります。しまうのも簡単。
ということで機能性は非常に高く、よく考えられています。
フタを開けるとbamのプレートが。ベルの接続部あたりにちょっと固めのプレートがあるので楽器の出し入れの際は少々気をつけたほうがいいかもしれません。
フタのほうもかなりの厚みがあって、非常に肌触りの良い柔らかい生地と、高反発なクッション材なので、安全性は高いと思います。ただし、板などは入っていないので、(側面と縦にしたときの底面からの)強い外的な圧力や、ケースを垂直に落下してしまうと楽器がダメージを受ける可能性はあります。
では、早速楽器を入れてみることに。
...え?入ってなくね?
と思ったのですが、こういうものみたいです。ベルは底のほうへ入り、マウスパイプはフタのくぼみのほうに守られるような構造で、楽器の形に精巧な凹凸がついていて、完璧な感じで入ります。
ただ、その完璧さは言い換えれば「遊びがない」「妥協がない」ことにつながりまして、問題があります。それは、
ピッコロトランペットが入らないのです!
当然Bb管やC管とは形状が違いますから、うまくはまらない。
僕は新しいケースを買うにあたっていくつかの条件がありましたが、そのひとつが「ピッコロトランペットが入る」だったのです。
こ、これではダメじゃないですかー!
うわー!フタ閉めるの怖ーい!ってか無理〜!
Bb管は無理そうに見えて余裕ですが、奥のピッコロはフタの形状によってヤバいです。
結論。
これは使えない!!!なんてこったー!
荻原明(おぎわらあきら)