学校ストリートピアノ♪【宇野中学校様】
以前から子どもたちの生活の中にピアノを置くことで、コミュニティーが自然と生まれると考えていて、いつかピアノを学校に入れて自由に弾ける環境を創り、子どもたちにどう影響していくかを見ていきたいという想いがありました。
その中で、ある中学校のPTAの方から相談を受け、想いが実現することになりました。
昨年に話があり、かかる資金を確保するためにクラウドファンディングを立ち上げ、多くの支援を頂き、4月からスタートした「学校ストリートピアノ」。
ご協力頂いたのは「玉野市立宇野中学校様」です。
こちらがクラウドファンディングのページです。(すでに終了しています)
無事70年前に玉野の保育園に来たピアノさんは、最近まで子どもたちと一緒に過ごしてきました。しかしここ数年児童数の低下で閉園が続き、ある保育園で眠っていました。
ピアノは70年のおばあちゃんピアノ。再販は難しい年代のピアノとなっていました。廃棄しか選択肢か無い中、唯一調律は定期的にされていたことから、状態はさほど悪くないことが救いでした。
ご相談いただいた時に、どこかでまた活かせるものなら活かしたいと言われており、「こんな想いがあるので、ぜひどこかの学校さんでやってみませんか?」と投げかけたところ、校長先生をはじめとする皆さんの賛同が得られ、このような形でまた子どもたちの元にピアノが帰れることになりました。
地元の保育園にあったピアノが地元の中学校に入っているので、もしかしたら幼少期にこのピアノに出逢っていた子どももいるかもしれませんね。
クラウドファンディングで予想以上の多くの支援を頂くことが出来、長年の汚れを落とし、調整を済ませ、無事4月に学校の全校生徒が行き来する広場に入れることが出来ました。
今では、朝の時間、昼休憩、放課後と、どの時間にも誰かが弾いていて、そこには多くの子どもたちのコミュニティーが勝手に出来上がっていっているようです。
今後はこれから中学生のみなさんと支援者さんのロゴをピアノに入れて行ったり、演奏者さんを呼んで一緒に音楽を楽しむ活動も行っていきます。
現在はそのロゴの描き入れに向けて生徒会の子どもたちと打ち合わせを重ねている最中です!
そしてすでに新聞やピアノ雑誌「月間PIANO」にも取材されているようです!
子どもたちの一番長くいる学校の中に置いた自由に弾ける「学校ストリートピアノ」。今後の子どもたちや先生、地域に関わる皆さんの感想を聴きながら、他の地区にも地元で愛されたピアノをまた子どもたちに繋げていくお手伝いが出来たらいいなと想います。
「学校にピアノを導入してみたい」という方がおられましたら、ぜひお声掛けください。全力でバックアップいたします!!