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Rayの星詠み ★星と共に生きる

2018.07.14 11:00

皆さま、初めまして。

この度、はちみつバードに寄稿させて頂くことになりました、占星術家のRayと申します。

とても貴重で、嬉しい機会を与えてくださった、はちみつバード編集長の夏色インコさん、そして、これからこの場所で出会うたくさんの皆さまに、心より感謝の気持ちをお伝え致します。ありがとうございます。これからどうぞ宜しくお願い致します。


自分のことを占星術家と名乗るのは、実はとても勇気の要ることでした。

何故なら、人生100年生きるとすると(笑)、私はまもなくその半分に達しようとしていて、それまでの長い間、どっぷりと現実社会の箱の中で仕事をしながら生きてきましたので、占星術家という、まるで宇宙からのメッセンジャーのような肩書を名乗るのは、照れくさいような感覚があったのです。


私は子供の頃から星占いが大好きで、1970年代に一世を風靡していた「My Birthday」という雑誌に取り憑かれておりました(笑)。はちみつバードの読者様ならご存知の方々もいらっしゃるかもしれないですね。

それから数十年が経ち、人生の後半になって、まさか自分自身が自身が星のことをお伝えする立場を生きていて、道なき道を歩んでいるとは。人生とは本当にわからないものですが、現在では夢中でこの道を歩いています。


星と共に生きる


上のごとく、下もありき。

占星術を知ると、必ず出会う言葉です。

上とは、天空のこと、下とは、私達が生きる地上の世界です。

宇宙と地上は呼応しながら響き合っているという表現です。


また、空で動く星々が形成する大宇宙=マクロコスモスは、私達の中に宿る小宇宙=ミクロコスモスとも繋がっています。

空の大きな宇宙は、私達の小さな宇宙とも連動しているかのように、響き合っています。


私達は、何かを考える時や迷った時に、ふと無意識に空を見上げることがあります。まるで、空から降りてくるインスピレーションを受け取ろうとするかのごとく。

また、空の雲を見て、何かの形に連想させて、メッセージを受け取ろうとすることもありますよね。

私達は、常に自然と一体となり、何かを受け取りながら生きています。そのひとつに「星」があります。


私達が最も馴染みがある星々は、太陽と月ですよね。最も明るく、大きく見える星です。

太陽は地上に光を与え、太陽が昇ると起き始め、沈む頃には家に帰り、日常生活の終わりと始まりのリズムを作っています。

月は地上に引力を与えます。また、月には新月・満月という満ち欠けがあり、潮の満ち引きへの影響や、出産、私達の気分や体調にも働きかける微細なエネルギーが放たれています。


ちょうど昨日、新月を迎えました。全く新しいスタート、始まりの月です。しかも、日食でしたから、特別なエネルギーが宿る新月でした。

これから満月に向けて膨らんでいく時のスタートを表すのが新月ですから、昨日は何かスッキリとした、これから何か新しいことが始まる予感に包まれていたり、実際に新しいことを始められた方々もいらっしゃったかもしれないですね。


星と共に生きることは、自分を生きること。

地上の世界での太陽は日常生活のリズムを、月は私達の気分や体調にも働きかけながら、占星術の世界では、太陽は生きる目的意志を、月は自分の素顔や欲求など、心を満たすものを表します。

これからも星の世界と織り交ぜながら、自由な世界を表現して行きたいと思っています。

皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。







text & photo by Ray

占星術家、英国IFA認定アロマセラピスト、執筆家。
星と香りと共に、 人生の航海を謳歌するための活動をしています。
Ray's Ensemble主宰、名古屋在住。





新連載「Rayの星詠み」始まりました


Rayさんの、ご自分の体験から来ることばには

説得力があります。読後は誰もがスッキリ前を

向いている、これはもはや、マジックです。


ー夏色インコ