タイム(精油)効果効能
名前 :タイム (Thyme), タイム・チモール (Thyme Thymol)
別名 :立麝香草(タチジャコウソウ)
学名 :Thymus vulgaris ,(ct.Thymol ) ティムス ヴルゴリス,(チモール)
科名 :シソ科
抽出部位 :葉
抽出方法 :水蒸気蒸留法
ノート :トップ~ミドルノート
注意事項 :妊娠中、高血圧の人、幼児は避ける、刺激強(高濃度で使用した場合)
香り :スパイシーで温かみのあるハーブ調の甘い香り
主な成分 :【フェノール類】チモール、パラシメン、y-テルピネン、リナロール、カルバクロールなど
チャクラ :第四チャクラ(第二、第三、第五チャクラ)
(ヤングリヴィング製品は、食品としてご使用頂けます。)
代表成分であるフェノール類のチモールが高い殺菌・抗菌作用を持つと考えられており、感染症対策としては非常に高い効果が期待できる。数ある精油の中でも最上級の抗菌性を持つも言われており、抗真菌・抗ウィルス作用も期待できることからタイム・チモールは“強力な抗感染剤”とも称されています。またチモールは抗酸化作用に優れているという報告もあり、高い鎮痛作用を持つとされるパラシメンも含まれているのでリウマチ・関節痛・神経痛・筋肉痛などのケアにも有効とされています。
タイムという呼び名はイブキジャコウソウ属(Thymus)の植物の総称として使われており、Thymusに属す植物は世界中には約350種類以上あるとも言われています。ただし日本で単に“タイム”と呼ぶ場合はコモンタイム(タチジャコウソウ、T. vulgaris)を指すのが一般的で、タイム・チモールも種として見ると、このコモンタイムを原料としていますが、呼び名の通りフェノール類のチモールを多く(チモール含有量は30%~60%)含むことが特徴です。
※フェノールを含んでいるため、高濃度で使用すると刺激が強いため、皮膚が弱い方は注意が必要です。
※肌が敏感な方は、パッチテストをしてから使用してください。
タイムは、古代エジプトではミイラを作成する際の防腐剤として使用したり、ギリシャ人は入浴時や神殿で焚く香として使うなど、ヨーロッパへのタイムの浸透は、それらを部屋を清めるのに用いていたローマ人によるものと考えられています。
古代ギリシャではタイムは持ち主に勇気をもたらすと信じられており、中世には悪夢を防ぎ安眠を助けるようにと枕の下に敷かれたり、女性は、騎士や戦士に、タイムの葉を添えた贈り物をしていたそうです。また、香料としても用いられ、来世への旅路を確実なものとするために葬儀の際に棺にも入れられていたようです。
胃腸のバランス、風邪やインフルエンザなど、呼吸器系の不調に幅広く有効
気管支炎や咳、風邪やインフルエンザの症状など、呼吸器系の不調に幅広く有効な精油です。食欲増進や胃腸炎など、胃腸の不調を整え。また、抗感染作用に優れ、膀胱炎など、泌尿器・生殖器系の感染症や、病後の疲労回復、免疫強化、強壮剤として有効
キーワード
ストレス、不眠、精神疲労、無気力、不安、恐怖、自信の欠如、頭をすっきり明快にする、うつ、集中力を高める、血圧を上げる、風邪、頭痛、咳、気管支炎、喉頭炎、口内炎、扁桃炎、消化不良、関節炎、坐骨神経痛、筋肉痛、痛風、リウマチ、頭痛、偏頭痛、膀胱炎、皮膚炎、切り傷、ニキビ、虫刺され、防虫、便秘、免疫低下、ペットケア、しわの予防、脂性肌
効能
抗菌作用、殺菌作用、抗真菌作用、抗ウイルス作用、抗感染作用、抗寄生虫作用、抗リウマチ作用、鎮經作用、鎮痛作用、駆風作用、瘢痕形成作用、消化促進作用、利尿作用、去痰作用、血圧上昇作用、神経強壮作用、性的強壮作用、健胃作用、発汗作用、強壮作用、駆虫作用、せき、喉の痛みの改善、気管支炎の改善、強心作用、血行促進作用、食欲増進作用、創傷・ただれの改善、脱毛予防、フケの改善
※ 瘢痕(はんこん)とは? できものや傷などが直った後に皮膚面に残るあと。
柑橘類全般、ローズマリー、ペパーミント、ラベンダー、イランイラン、ゼラニウム、カモミールローマン、シダーウッド、ジュニパー、ティーツリー、パイン、ユーカリ、フランキンセンス、クローブ
●感染症対策として・・・タイム、ラべンダー、パイン、ティーツリー
主な使用法
アロマバス、トリートメント、スキンケア、芳香浴
※濃く抽出したタイム水を植物にかけると害虫避けになる。
>>> タイムの症例
※ご使用になられる場合には、自己責任と管理の下に行ってください。
持病をお持ちの方や、その他使用に不安のある方は、専門家や専門医に相談することをお勧めいたします。